それでも小岩井農場は、奇跡のように美しい。だからもう一度。
すみやかなすみやかな万法流転のなかに
小岩井のきれいな野はらや牧場の標本が
いかにも確かに継起するといふことが
どんなに新鮮な奇蹟だらう
小岩井農場の詩碑
おまけ
記念撮影にぴったりのこの場所、門からの桜並木の先にあります。看板と牧場の建物と岩手山。その手前にあるテーブルみたいなのはカメラを置く台ためのなのです。
「すいみません、シャッター押してもらえませんか」と、1日に何度も何度も頼まれた農場の人たちが、さすがにこれじゃ仕事にならんわいと作られた台なのかもしれないけれど、なんだか微笑ましくて愛おしい小さな施設です。(だって、誰かにシャッターを押してもらいたくても、まわりに誰もいないことだったありそうですからね!)
次のおまけ
牛舎エリアの入口には、消毒液に浸されたマット。牛たちの住む場所に病気を持ち込まないための施設です。ただし出口には消毒マットはありません。
追加の看板に気づいた方は目ざとい方。そうです。5月10日までは無料だったけど、上丸牛舎エリアへの入園は5月11日以降(つまり現在ということです)大人600円、小人300円の有料制になっているのでありまする。
その次のおまけ
小岩井農場といえば――、やっぱやっぱり牛乳でしょ。上丸牛舎エリアの外にある売店で、牛乳やグッズが販売されています。紙蓋をあけてのむ低温殺菌牛乳は、岩手の空を流れていく風のようにさわやかでした。
ソフトクリームも人気ですよ。それから、ポニー乗馬やバター作り、アルマジロボール(人間が中に入って転がす大きなボール)や羊飼いの杖をクラブ代わりにする羊飼いのゴルフなどのアトラクションが楽しい「まきば園」もあるので、ご家族みんなで楽しめますね。
小岩井農場
よろしければ、こちらもどうぞ。
賢治が愛した岩手に出会う旅。小岩井農場にぜひ一度お越しくださいね。
最終更新: