1-2.活躍の場はわりとある

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さて、「文章を書くことを職業とする人」がライターだと述べました。

では、どういう仕事があるのか?気になるところですね。

私の感覚で言えば【需要に応じた文章が書ければ活躍できる】に尽きます。

強みになるのは「専門性」

例えば、あなたが「保険」に関する詳しい情報を調べたいとします。保険と言っても、細分化していけば非常にヤヤコシイですよね。生命保険?がん保険?養老保険?学資保険?それぞれどんな特徴があるの?保険会社の強みは?弱みは?……こうして、細かな需要が発生していくと思います。

もちろん、営業やFPなどの専門家に会って直接聞くのも良いでしょう。しかし今の時代、時には雑誌やWebページを見て解決したいこともありますよね。こんな時、「保険」について自分で調べることができれば……

ここで、ライターの出番です。

ライターの書く「保険」の記事で、解決できるかもしれません。もしくは、大いに役立つ情報を得られることもありそうです。

僕自身いろいろ調べてみましたが、こんな風に需要が発生し、それに応じたライターが文章を書く。構造はわりとシンプルな気がしました。例のように、雑誌、Webページなどの媒体を中心に、文章が求められるわけです。

まずは、敷居の低い記事、コラムから

こう見ると、専門性が重要でとても敷居が高いように見えます。たしかに、専門性の高い記事は希少価値があり、報酬も大きい気がします。

しかし一方で、ちょっとしたお役立ち情報や、その人自身の経験則で語られるモノなど、専門性が問われないものでも役立つことがあります。

例えば、もしあなたが北海道旅行を考えていたとして、身近な友人に北海道旅行の経験者がいたとすれば、その人からお話を聞きたくなりませんか。「××の●●が美味しかった!」「◇◇の景色が最高!」なんて情報でも、大いに役立つかもしれません。

時には、そんなちょっとした情報にも価値が付くんですね。

最近では「クラウドソーシング」という雇用形態があります。主にWeb上で、不特定多数の人に業務を委託するという仕組みですが、こういったサイトでは、簡単な記事、コラムの作成を依頼する案件などもよく見かけます。

例えば 「動物園」をテーマにした記事の作成(400文字以上)

と言ったように、高い専門知識が求められないものもあるのです。もちろん、報酬面では決してオイシイ仕事とは言いにくいのですが、主婦などの在宅ワーカーにとっては手ごろな仕事という印象を受けました。案件数をこなし、生活の足しにしているひとも多くいるようです。

そして、こうした仕事をこなすのもライターの役目。「需要に応じた文章が書ければ活躍できる」のです。初心者なら、こうしたところからライターに挑んでみるのも良いかも知れません。

 (次記事)1-3.名乗ってしまえば、その時点で「ライター」
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