もう一度行きたい!僕が夜の竹富島をオススメする理由とは【旅レポ】

tanoshimasan

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僕がもう一度竹富島に行きたいと思う理由は、「昼寝から目が覚めたとき、まるでそこは別の島のように思えた」からだ。

実はけっこうせわしない島なのかも知れない

観光客を乗せた水牛車(携帯電話の写メで撮りました)

観光客を乗せた水牛車(携帯電話の写メで撮りました)

竹富島の何に驚いたかと言えば、定期船の本数の多さだった。石垣島―竹富島に3社が就航しており、1日あたり実に30往復。定期船としては恐らく国内最多の本数ではなかろうか。そんな島だから、観光客もまぁ多い。赤瓦屋根と石垣で造られた味わい深い古民家群、その周りを赤いハイビスカスが彩っている。そしてその路地を、旅行ガイドでよく見た水牛車が通っていく。水牛車の上では観光客が手拍子を繰り返し、ガイドさんが三線を弾きながら歌声をあげる。好天に恵まれた青空と、涼しげな風が気持ちよく、ふとした時につい“伸び”をしたくなってしまう。

西表島の宿で働いていた僕は3日ばかりの休日を頂いた。船の本数が多い竹富島は日帰り観光。せっかくの休日なので、他の島々も色々巡ってみようと思っていた僕は、配布されている地図を片手に、レンタサイクルであちこちまわろうなんて考えていた。

竹富島は比較的小ぢんまりした島という印象だった。が、実際に動いてみると、島のほぼすべてが観光客向けの何かだと気付く。

カフェはたくさんあるし、民芸品を売っているお店も多い。景色の良さそうな場所だってたくさんあるのだ。幸い自転車を借りていた僕だが、くまなく楽しもうとすれば、実は時間が足りないんじゃないのか。そんな予感もしていた。何しろ、のんびり歩いている水牛車だって、同じ場所で定期的にぐるぐる回っている。船の発着に合わせた送迎マイクロバスもひっきりなしに行ったり来たりしている。のんびりした空気と穏やかな気候に惹かれがちだが、実はけっこうせわしない島なのかも知れない。そんな気もしたのだ。

竹富島の看板(携帯電話の写メで撮りました)
竹富島の看板(携帯電話の写メで撮りました)
竹富島の集落の風景(携帯電話の写メで撮りました)
竹富島の集落の風景(携帯電話の写メで撮りました)

沖縄を代表するコンドイビーチでくつろぐ。贅沢だなぁ。

混みあった食堂でソーキソバを食べ、僕はコンドイビーチへ向かった。竹富島どころか、沖縄を代表すると言っても良い、超有名な白砂の美しいビーチ。この日は5月下旬。気温が30度を超えていた竹富島としては絶好の海日和だった。

泳げたら泳ごうか・・・なんて思っていたが、ビーチはきゃいきゃいはしゃぐファミリーやカップルで占められていたので断念した。じんと熱くなっている砂浜を避け、木陰に腰かけると、ちょうど海風も吹いてきて気持ちが良い。仕事疲れもあるし、一人で無理して泳ぐより、ゆっくりした方が良いかも知れない。

これは贅沢だなぁ。

島が観光客で賑わっているとはいえ、この日はごく普通の平日。日本の大多数が忙しく過ごすなか、この島でこうして羽を伸ばせるなんて、最高の贅沢だろう。宿の仕事は忙しいけれど、それでも沖縄に来てよかった。そんなことを考える。

夜の竹富島は、昼間の喧騒がウソのような静けさで、

夕方のビーチ、間もなく夕陽が沈む・・・(携帯電話の写メで撮りました)

夕方のビーチ、間もなく夕陽が沈む・・・(携帯電話の写メで撮りました)

目が覚めると、時計は17時45分を回っていた。いつの間にかまどろんでしまったようで、さっきまで木陰だった場所が木陰ではなくなっている。

・・・・・うわぁあああーーーーーーーーーーーっっっ!!

竹富島は日帰りで終えようと思っていたのに!!最終の船まで残り30分!!コンドイビーチからレンタサイクルのお店へ戻って、そのお店から港まで走って・・・間に合うか!?

・・・と、考えたところで、なんだか急に全身の力が抜けた僕は、あっさり諦めてしまった。さっきまでファミリーやカップルでごった返していたビーチなのに、今は誰も居ない。太陽が照りつけて暖かかったのに、その太陽もそろそろ沈もうかとしている。そこはまるでさっきまでとは別の島のように思えた。この時間になってもしっかり明るいのは、都会のように高い建物が無いからだろう。海の音や鳥の鳴き声が聞こえてくるのは、日帰りの観光客がいなくなったからだろう。今眺めている景色が急に、自分だけの特別なものに思えてきた。

集落も、昼間の喧騒がウソのような静けさだった。数多の観光客を招き入れていた赤瓦の建物も、静かに佇んでいる。時々、開いたドアの隙間から蛍光灯の灯りが漏れていたりして、そこから、笑い声が聞こえたりもする。島民なのか、それとも、この島で宿泊することを選んだ数少ない観光客なのか。それは分からないが、ようやく緊張の解けた竹富島の姿を見た気がした。

白砂と月明かりだけで、じゅうぶん明るい

昼間も散々写真を撮った僕だが、なんだかこの夜の風景の方が貴重なように思え、写真を撮りまくることにした。飛び込みで予約した宿に荷物だけ置き、夜の竹富島を自転車でぶらつく。街灯はほとんどないのに、白砂の道と月明かりで十分だった。景色を眺めるのに順番待ちをした展望台でさえ、まったく気を遣うことなく登れてしまった。

あちらこちらとうろうろし、気が付けばまたコンドイビーチを訪れてしまっていた。沖縄を代表するほどに人気のこのビーチ。具体的にどこが人気なのかと言えばよくわからないが、身体がこのビーチに惹かれているのは間違いないようだ。

月明かりに照らされた砂浜を歩いていると、昼には見かけなかったカニやヤドカリがいた。小さな足跡を砂に残しながら、とことこ駆けていく。かわいらしい。無性に写真が撮りたくなった僕は、追いかけながら何回も何回もシャッターを切る。波打ち際まで追いかけると、砂浜の白、月の明かり、透明な海、駆けていくヤドカリ・・・、ぱっと、綺麗すぎる要素が全部そろったのだ!・・・が、つい手を滑らせた僕は砂浜の上にカメラを落とし、直後に波がカメラを飲み込んでしまった。

・・・・・うわぁあああーーーーーーーーーーーっっっ!!

この日2度目の絶叫は、静かな夜の竹富島に響いてしまったかも知れない。手を尽くしたが、カメラもデータすべて壊れてしまったのだ。

デジカメを扇風機で乾かす画(携帯電話の写メで撮りました)

デジカメを扇風機で乾かす画(携帯電話の写メで撮りました)

竹富の 夜の景色を もう一度(5・7・5)

以上。
僕がもう一度竹富島に行きたい理由でした。

コンドイビーチ

旅行のクチコミサイト「フォートラベル」による【国内の人気ビーチランキング】において、上位入賞の常連!日本で1、2を争う美しさに癒されるべし!

まだまだ「島記事」あります。

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