【島あそび】イルカと泳ごう

tanoshimasan

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ドルフィンスイム

 「イルカと泳ごう」と言われてピンとくるだろうか。「イルカって動物園や水族館でニコニコしながら人間の言うことを聴く、魚みたいな哺乳類でしょ?」

筆者はそんな程度の認識でした。実際筆者は小笠原諸島・母島で海水浴していた際、ネムリブカという人を襲わないサメに出会ったことがあります(と言うより、ウヨウヨいる)。襲わないとはいえサメである。水泳は割と出来るほうで、1,000m~2,000mは泳げる筆者だが、それでも浅瀬にてサメに出会っただけで溺れかけた!!それほどあの図体に恐怖したものだ。(正しく過ごせば基本的に安心安全な海水浴場です!誤解なきよう・・・。)

(こやつがネムリブカでございます・・・)

 ・・・と、話がかなり逸れました。しかもサメの話がしたいわけではない。だがしかし、サメと同様、体格の大きいイルカなんかと、果たして落ち着いて泳げるのだろうか。可愛い顔をしていても、近づくとサメの如く牙を剥くのではないか。そんな不安がどうしてもありました。そんなある日、小笠原諸島にて「ドルフィンスイム」のツアーに誘われることになったのです。

ここで 【島あそび】ドルフィンスイム についてご説明しよう!
水族館で訓練されたイルカを見るのとはワケが違います。限られた島々になりますが、野生のイルカが群れを成す海域に属す島では「ドルフィンスイム」のツアーが組まれていたりします。広い大海原、少し船を走らせればイルカの群れがすぐそこに。そこへお邪魔して一緒に泳いでしまおう。・・・なんてぇのが「ドルフィンスイム」なのです。中には島に訪れて「ドルフィンスイム」しかせずに帰るほどの人も。私が知っている人はカナヅチだったにも関わらず、野生イルカと泳ぎたいがために、30代後半にして泳法を習得したほどです。ちなみに国内で遊べるイルカとしては、ミナミハンドウイルカ、ハシナガイルカが有名です。

※あくまで目安です!季節やショップによっては例外もあります。※あくまで野生動物ですので、遭遇できない可能性もあります。
※あくまで目安です!季節やショップによっては例外もあります。※あくまで野生動物ですので、遭遇できない可能性もあります。

(左・出発。イルカが群れていそうなところを船長が探します。)

(右・参加者も目を凝らしてイルカの群れを探します。)

(左・「●時の方向~行ってください~」船長の指示が飛ぶと一斉に泳ぎ始めます。

   ムキになって、海に飛び込みやすい「イイ場所」を占拠する大人げない大人も居たり居なかったり・・・笑)(右・ある程度一緒に泳げますが、さすがに人間がかなう相手ではありません。イルカが離れていくと、船が泳ぎ終えた人たちを拾っていきます・・・。)

  さてさて、実際にドルフィンスイムに参加するにあたり、筆者も多少の不安はありました。ところがイルカたちは、そんな不安など全く、まーったく関係なく、笑顔(?)で出迎えてくれました。その日はかなり好条件だったそうで、船長曰く「入れ食い」とのこと・・・。 筆者は泳げるものの、技術的に上手かというと残念ながら普通程度。潜水も深さ12~13m程度しか出来ません(それでもやや人並み以上だと思います)。 上には上がいるもんです(ん、潜るんだから下には下か?)。

(左・群れるイルカたち。動きは早いです。)

(右・慣れた方々は息が続く限りイルカの速さについていきます・・・。)

(左・写真の彼、水深35mは潜っているはずです。こういう遊びに人生を捧げている、ちょっと超人級の方です。)

(右・人間だもの。イルカを追うことは出来ても、息までは続きません。最後はイルカを見送ります・・・。) 

 筆者は上から見下ろして撮影するのが精いっぱいでしたが、下から見上げるような強者も・・・。それでもイルカと一緒に浮上して、また同じく潜って・・・これがなかなかに楽しい!!イルカもやはり野生の動物ですので、気分しだいなところはあります。が、もし好意的に付き合ってもらえたなら「一緒に遊んでいる」のを実感出来るでしょう。ツウは「泳ぐ」「潜る」「カメラ」、3つの技術を磨いて挑みますが、筆者はどれも上手くはないです。それでもこれだけの写真が撮れちゃいます。

◇参考ページ◇「みくらしま観光案内所」(御蔵島観光協会HP)

「小笠原村観光協会」(公式HP)

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