【復興支援ツアー2018レポート】はじめてのボランティアは東北で! by jina

jina

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東北・みやぎ復興マラソンのボランティアに参加をすることになりました。
きっかけは職場の仲間が5人、フルマラソンに出場することになったからです。

はじめてのボランティア、二日間のチャレンジです。
43才にして「ボランティアデビュー」。ワクワクします!

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fukko-marathon.jp  

ボランティア初日!会場到着

6:30 宿泊地(わたり温泉鳥の海)を出発
7:30 現地集合
8:00 ボランティア開始
10:00 2km車いすジョギングスタート
10:30 2km親子ペアランスタート
12:00 開幕祭スタート
15:30 現地解散

ざっくりですが、上記スケジュールで1日目スタート。

【公式】わたり温泉 鳥の海
 【公式】わたり温泉 鳥の海
www.torinoumi.com  

タクシーの運転手さんが散々迷って会場を見つけられず、事務局にお電話しても場所が分からず、道歩く人に聞いてやっと会場に着くことができました。

大勢のボランティアさんがすでに集まっていました。私たちも早速受付しボランティアマニュアルとスタッフユニフォームをゲット。

その後はチーム分けのために一人ひとり名前を読み上げられます。

「(心の声)受付の時に役割決まっているのだから教えてくれればよくね?100人もいるのに名前で呼び出すのは・・・時間がかかりすぎやろ」

ほとんどの方々が呼ばれグループ分けされましたが十数名呼ばれない人がいました。私も呼ばれない人のひとりです。

名簿に不備があったらしく(一部名簿が欠けていたり、そもそも名簿に名前がなかったり)、やっとグループに入ることができ役割が「会場案内」という仕事だということが分かりました。

「(心の声)会場案内?私適任じゃね?臨機応変な対応得意だし、マナー接遇のプロですから、俄然やる気がでるわ、さすが私もってる!」

一緒にボランティアに参加した同僚は「ゴミステーション」の係になりました。

「(心の声)ゴミステーション一番やりたくなかったな・・・Oさん痛ッ・・・私はやっぱもってるニヤリ」

与えられた役割に対して四の五の悪巧み的な思考のボランティア初心者のわたし。ボランティア精神がまだまだ足りないようです。

会場案内係、チームちさみさゆ!!!

会場案内という役割でしたので、ざっくり会場の説明を受けました。
ポイントは

・ボランティアマニュアルにある地図を把握し案内をする
・運営スタッフと来場者の橋渡し的な役割
(質問を受けた場合、サービス精神で余計なことを答えるとクレームにつながるので分からない場合は運営スタッフに回す)
・タメ口はNGだがランナーはテンション高めなのでボランティアも笑顔であいさつおよび対応をする
・ボランティアもランナーを笑顔で応援する
・明日のフルマラソンも同じ分担になるので今日は練習だと思って流れを把握する

「(心の声)ゲッ!!!このマニュアル40ページある・・・把握できませんけど。。地図文字小さくて何が書いてあるか読めん。まだ老眼じゃないけど何か?なぜ事前にPDFで送ってくれないんだ・・・謎だ」

文句ばかり言ってないで楽しみましょ。初めてのボランティア、ワクワク。
会場を案内されながら、この場所はあなたとあなた的に役割が分担されていきました。

私が担当になったのはスタートラインとフィニッシュ近くのナイスポジション!

「(心の声)やっぱ私もってる、この場所なら同僚たちがフルマラソンスタートするのもフィニッシュするのも見れるッ!!!ラッキー過ぎる!!!」

この場所で更衣室の場所や手荷物預かり所の場所を来場者にご案内する係です。
3人で担当することになりました。

一緒になったのは大学生の女子2人!!大学生とコミュニケーションできる機会をゲットしました。
やっぱ私もってる!!!

ゆいち 19才
みーみ 18才
さりー 43才(私・・・汗)

倍以上生きてますけど何か?息子より若いけど何か?

私「二日間よろしくね!!!チーム名つけよ~~~」
大学生「いいですね~~~(笑顔キラキラ)」
私「ちさととみさきとさゆりだから、"チームちさみさゆ"でどう?」
大学生「わーい、いいですね~~~(笑顔キラキラ)」

そんなこんなで、チームちさみさゆ始動!

ボランティア友達!チームちさみさゆ!!!
ボランティア友達!チームちさみさゆ!!!

作業配置、さあやるわよ~

更衣室と手荷物預かり所の案内は車いすジョギングが始まるあたりで終了し、来場者がコースに侵入しないよう制御しつつランナーを応援する係にチェンジ。

チームちさみさゆ、手が割れるほど拍手をしながら「がんばって~」とランナーを応援します。

車いすジョギングはランナー50名。伴走者がいる方々も多く車いすをおしながら懸命に走る小学生にウルウル。。「涙早くね?(心の声)」

親子ペアランは600組1,200名、親子で手をつなぎながら走る姿、転んでしまい泣きながらゴールする小学生に感無量。。

ランナーが走りきったあとにボランティアリーダーが3人で休憩を許可してくれました。

ここまではずっと立ちっぱなしでしたが、感動の連続で疲れません。

私「ボランティアは復興マルシェで食べ物を買ってはいけないんですか。」
リーダー「いいですよ。休憩中なのでスタッフユニフォームは脱いでくださいね。」
私「みーみとゆいちにカニ汁おごるわよ~」
大学生「え~~、いいんですか?ありがとうございます(笑顔キラキラ)」

荒浜 ワタリガニのカニ汁 一杯300円!
荒浜 ワタリガニのカニ汁 一杯300円!
ボランティア弁当!豪華です。
ボランティア弁当!豪華です。

復興マルシェを駆け足でまわります。カニ汁ゲットする前に熊本のブースに吸いこまれます。

熊本地震と東日本大震災、どちらも復興に向けて前へ進みます。

そうだ!チームちさみさゆ発足記念にくまもんグッズげっとして3人のお土産にしよ~っと。

熊本県のブース!
熊本県のブース!

私が復興マルシェを回っている間に大学生2人はフィニッシュ地点の警護に回ってしまったよう。2人が戻るのを待ちます。

ニコニコしながら戻ってきた2人にかに汁とくまもんのお菓子セットを差し上げます。なんせ倍位以上生きていますから、チームもりあげ隊です。

開幕祭スタート

休憩が終わった後も3人でフィニッシュ地点の警護です。
走り終わったランナーたちがフィニッシュのゲートで写真撮影に夢中になり車両の妨げにならぬよう警護します。

とはいえ、許可車両しか入れないのでほとんどボッと立ってるだけ。

私「暇だね~、四つ葉のクローバー探ししない?」
大学生「いいですね~~~~~(笑顔キラキラ)」

四つ葉のクローバー探しも飽きてきたので、
私「ちょっと太鼓の演奏見に行ってきていい?」
大学生「いいですよ~(笑顔キラキラ)」

私、和太鼓好物なんです。通っていた中学が和太鼓推しでまずバチを全校生徒手作りし、体育祭で演奏していました。あの一体感・・・忘れられません。

震災で練習場と仲間を失った「閖上太鼓保存会」の演奏。
真ん中の女性がキレイ過ぎます。

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