遺伝子組み換え作物(GMO)は安全なのか

cha_chan

公開:

3 なるほど
190 VIEW
3 コメント

先日、子供のおやつに買ったジャージー牛乳を使ったヨーグルトのパッケージに「遺伝子組み換え飼料不使用」と書かれていました。それを見た実母が「えっ!?遺伝子組み換えって、そんなところにも使われてるの?」とすごく驚いていました。

とても身近な遺伝子組み換え

日本で使用されている飼料の98%は遺伝子組み換えです。牛も豚も鶏もほとんどは遺伝子組み換えトウモロコシを食べているのです。

つまり、牛肉、豚肉、鶏肉、たまごなど、我々が当たり前に食べているものにも間接的に遺伝子組み換え作物が含まれていることになります。

さらに市販されている堆肥のほとんどは遺伝子組み換え作物を食べたものを発酵させたものです。これを畑に蒔くことで、やはり間接的に遺伝子組み換え作物を摂取することになります。有機作物も完全に自然なものから作られているとは言えないのです。

私たちが知らないところで遺伝子組み換え作物を口にしているということは十分にあり得るのです。

今、日本に入ってきている遺伝子組み換え作物は下記のとおりです。

・トウモロコシ(家畜のえさ。飼料用トウモロコシの自給率は0%)
・大豆(しょうゆやサラダ油)
・なたね
・じゃがいも
・てんさい
・アルファルファ
・パパイヤ
・綿実

うち主に流通しているものは、トウモロコシ・大豆・なたね・綿実の4種類です。

スーパーで見かける豆腐の原材料表示で「遺伝子組み換えではない」という表示をよく見かけると思います。とても安心感のある表示で、この表示があることで日本人のほとんどが、遺伝子組み換え作物は日本には流通していないと思っているのではないでしょうか。

しかしスーパーの約60%が遺伝子組み換え作物を使った食品なのです。

家畜の肉や卵・牛乳・乳製品・油・液糖・水あめ・コーンフレークやコーンスターチ。これらを原材料に使っている食品は大量にあり、一度は口にしたことがあるという方がほとんどではないでしょうか。

遺伝子組み換えのメリット・デメリット

遺伝子組み換えのメリットには下記のような点があります。

・消費者の好みの野菜を好むようにつくれる
・作物に農薬耐性を持たせることで農薬を撒く回数を減らせる
・トラクターを使う回数が減り地球温暖化防止になる
・ある特定の栄養素を組み込むことで飢餓から救うことができる
・限られた土地で収穫量を増やすことができる
・国で安全性審査を受けて安全基準に適合した場合のみ製造・輸入・販売が可能

一方、デメリットには下記のような点があります。

・殺虫成分を作物に持たせることで収穫量は増えるが人間にも有毒との見解がある
・病害に強く成長の早い遺伝子組み換え作物が繁殖して生態系を崩す恐れがある
・作物(種子)の多様性が失われてしまう
・農薬耐性をもつ雑草が増え、より強力な農薬を合わせて散布する必要が生じた
・海外では遺伝子組み換え種子と農薬を毎年購入するために借金をするが、宣伝通りの収穫ができず土地を取られたり自殺する農家が増えている
・遺伝子組み換え作物の栽培で使用される農薬に発ガン性が疑われると国際機関が発表
・遺伝子組み換え添加物の安全性審査が簡略化される等、本当に安全なのか不安

遺伝子組み換えの技術自体または健康被害に未解明の部分が残っているうちは、遺伝子組み換え作物が安全であると断言できないため、我が家ではなるべく遺伝子組み換え作物不使用の食品を選択しようと考えています。

一部のメーカーでは、乳児用の粉ミルクにも遺伝子組み換え作物を使用しているようです。もし遺伝子組み換え作物を気にする場合、直接メーカーに問い合わせて遺伝子組み換え作物を使用しているかどうかを聞いてみた方がいいと思います。

どうしたらNO GMO生活ができる?

まず第一に自炊をすることです。

外食産業のほとんどの店で油や肉、調味料にGM原料が使われています。子供たちが好む市販のお菓子にもGM原料が含まれているので、おやつも手作りが望ましいです(我が家はアイスも手作りしています!)。子供たちと一緒に作ることで食育にもつながっています。

食品の調達には自然食品店や生協など、安全なお店から購入するのがおススメです。ちなみに我が家では「らでぃっしゅぼーや」という有機・低農薬食品の定期宅配サービスを使っています。ホルモン剤不投与のお肉が買えたり、非GMOで育てられた牛乳を買うことができます。

野菜は富士宮の「なごみ農園」さんから取り寄せています。こちらでは無農薬、無肥料(無堆肥)の野菜が買えます。

 らでぃっしゅぼーや 有機・低農薬野菜、無添加食材などの宅配ネットスーパー
www.radishbo-ya.co.jp  
 なごみ農園
nagominouen.o.oo7.jp  

長年、添加物を避けてきた我が家ですが、添加物から始まり口に入れる食物のことを勉強し始め、「安全なものはなにか?」と考えてきました。口にしても体調の悪くならないものを探しています(妻は市販品を食べると体調を崩すため)。

探せば探すほど、どれもこれも遺伝子組み換え作物が含まれているものばかりで、気が付けばコンビニでもスーパーでも買い物をすることがあまり無くなりました。

最近では家畜肉よりも、より自然なジビエの方がいいのではないかと考えてしまったりします(放射能汚染が心配ですが・・・)。

文字通り、食べるもので体は作られています。

何を食べるかで健康になるかが決まってきます。

できることなら、安心安全で本物を選んでいきたいと思い、また更に勉強をすすめていきたいと思います。

最終更新:

コメント(3

あなたもコメントしてみませんか?

すでにアカウントをお持ちの方はログイン

  • B

    baikinman

    遺伝子組み換え作物のメリットは、生産者や加工業者くらいかと思っていました…。
    なので飢餓から救うというメリットは意外でした。
    メリットとデメリットを出して、その上でどう考えるかですね。

  • P

    pamapama

    ジビエだけで暮らすのは無理でしょうし、ジビエだってふだん何を食べてるかわかりませんからね…。引き続きあふれる情報を丁寧に確かめながら、良い方向へ進めたいですね!

  • J

    jina

    〉しかしスーパーの約60%が遺伝子組み換え作物
    〉使った食品なのです。

    こちらの根拠になるデータってどちらからの引用ですかー?

    あと、ジビエって何ですか?無知でごめんなさい。何事もバランスなので、過度に気にせずに美味しくいただくのが良いと思います!