「急ぐ心」を捨てるとうまくいく
精神科医が書いた、82の「ゆっくり」のコツが書かれている。納得できることばかりだが、特に気になったのはこの言葉だ。
逃げる人は忙しい、
立ち向かう人は「ゆとり」がある
「ゆっくり力」ですべてがうまくいく(P59)
気持ちが逃げていると、ぎりぎりにならないと行動できず、当然時間の余裕もない。時間の余裕がないと精神的にも追い込まれ、いつも忙しいということだ。
著者が「忙しい」の漢字は心を亡くすと書いていた。
逃げることから生じる忙しいは、心や体に良くないということを、昔の人も分かっていたのだなぁ。
ゆっくり力を身につければ、品格も手に入るし、人生が豊かになるんだということを知ることが出来る一冊である。
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