その2.わっぱ煮会場【粟島「島びらき」】

tanoshimasan

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粟島の郷土料理として有名なもののひとつに、「わっぱ煮」というものがあります。
粟島の存在を知って以来、一度は食べたいなと思っていたのですが、ついにこの「島びらき」で食べることができそうです。

わっぱ煮会場は盛り上がっていました!

粟島名物「わっぱ煮」

わっぱ煮とは!

わっぱと呼ばれる器に、島で獲れるその季節の魚と自家製のみそ、お湯を入れ、最後にアツアツに熱した焼け石をぶち込んで完成させる豪快~~~な島料理!ボコボコ沸騰した状態で完成です。

粟島の名物料理「わっぱ煮」作成風景
粟島の名物料理「わっぱ煮」作成風景

いやぁ、これを一度見てみたかったんですよ。はい。

焼石を投入してボコボコボコ!
っていうのが、なぜかワクワクしてしまうんです。

余談ですが、幼少の頃、水にドライアイスを投入してボコボコさせるのも好きでした。

石を熱する焚火、珍しいこともあってか観衆もこんなに
石を熱する焚火、珍しいこともあってか観衆もこんなに

島のオジサマがたが手際よく火を起こし、調理を進めます。昔から続く郷土料理とあってか、さすがに手慣れたものです。

ちなみに粟島の男性陣はほとんどが漁師。

「今朝網に掛かった魚だよ」

とのことです。何気ない話ですけど、こういう贅沢が当たり前ってスゴくないですか?

わっぱ煮の下準備、自家製みそと朝獲れた魚の切り身
わっぱ煮の下準備、自家製みそと朝獲れた魚の切り身

ふだん、わっぱ煮は島内各民宿にて840円(一律料金)で食べられるそうですが、この島びらきイベント内では600円らしいです。ありがたや。

焼け石をさっと水で洗い、“わっぱ”に投入!
焼け石をさっと水で洗い、“わっぱ”に投入!

焼けた石はさっと水にくぐらせ、そのままわっぱの中へ。

「おぉー!」

という声が上がります!(うーん、ちょっとやってみたい・・・)

石!(熱しても割れない玄武岩を使うのだそうです)
石!(熱しても割れない玄武岩を使うのだそうです)

この日の粟島はそこそこ寒かったこともあり、魚の旨味が溶け込んだアツアツのわっぱ煮が身体にジワーです。ジワー。

それと見た目が楽しいだけでなく、中の魚がまたうまー!

ちなみに、切り身も一食としては十分な量が入っていたので満足でした!

みそ焼きおにぎり
みそ焼きおにぎり
島のじゃがいもとわかめを使ったコロッケ「わかめっコ」
島のじゃがいもとわかめを使ったコロッケ「わかめっコ」

わっぱ煮のお供には自家製みそ焼きおにぎりとわかめっコ。

いやー、特にこのわかめっコ(わかめコロッケ)は

「コロッケにわかめ?」

と警戒したものの、まー旨いのなんの!粟島で採れるわかめの風味もさることながら、コリコリした茎わかめの食感もたまりません。ソースなしでも十分で、思わず作り方を聞いてしまいましたよ。。

(このあと、もう一度食べようと思ったときにはすっかり売り切れ・・・。)





(つづく)

 その3.歓迎セレモニー【粟島「島びらき」】
potaru.com

次ページです!(粟島「島びらき」シリーズ)

最終更新:

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  • N

    nezumisenpai

    わっぱ煮!豪快でうまそうです!旅番組で似たような料理は見るものの実際どこで食べれるのか知らなかった。写真みているだけでよだれがでてきました!わかめコロッケ????カラッと揚がっているコロッケの中にぬるっとしたわかめ?想像つきません!これは現地で食べてみるしかないですね!

    • T

      tanoshimasan

      わかめは意外とイケます!いや、むちゃくちゃウマイですよ!
      風味が絶妙ですし、それほどぬるっともしないです(笑)
      あと、茎わかめのコリコリ感もなかなか。