【島イベント】アイランダー2012(池袋サンシャインシティ)【速報版】

tanoshimasan

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「アイランダー2012」に参加しました!

 全国の島々の祭典「アイランダー2012」が、24~25日にかけて池袋サンシャインシティ文化会館で行われました。一部のコア層(島好き)により、熱烈な支持を受けて開催された同イベント。もちろん僕も参加しました。「アイランダー」の存在自体は知っていましたが、今までは東京とは縁が遠く、何気に初参加。上がりっぱなしのテンションのまま、あっという間に終わってしまいました。 移住の情報に相談会、島の特産品の試食販売、各島オリジナルの出し物で繰り広げられたステージ、その他旅行情報も満載の2日間。指折り数えたところ、“なんらかの形”でアイランダーに登場した島はおよそ175でした!(国内の有人島は約430)

 はっきり言って、全部の島々を見たい人には良い意味で酷な2日間だったかもしれません。何せ盛りだくさんもいいところ。あれも見てこれも見てあれも買ってこれも買って。そうこうしていると時間が経つのも速い速い。思わず「年に数回開催されればいいのに・・・」とか思っちゃいますが、一年に一回だからこそ、ここまで盛り上がるんでしょうね。

会場入り口

どこから見て行こうか迷う!主催者でもある㈶日本離島センターのブース

離島業界の総本山!賑わう会場

(池袋サンシャインシティ文化会館3F)

大盛り上がりの2日間

各島ブースでは

笠岡諸島(岡山)の移住相談スペース

 今回の目玉は移住相談。島によっては移住相談スペースが設けられ、現地の担当と密なお話をされていました。そのほか、移住をテーマにしたPRイベントの告知やビラの配布など。あちこちで離島振興の機運が高まっているんだと、改めて感じることに。愛媛の島々と周防大島(山口)、小値賀諸島(長崎)あたりは、島暮らしツアーなど工夫の効いたイベントにも精力的でいろいろと面白そう。今後も注目したいですね! 島の特産品販売も売り切れ続出でした。青ヶ島や竹富町の商品が好きだったのですが、ようやく僕の手が空いたころには完売の文字が・・・。各島多めに用意している商品こそ買えました。でもやっぱり数量限定品は売れるのも速かったみたいで、ちょっと残念。やっぱり現地にも行かなきゃです。

大人から子供まで楽しめた

 ステージも終始賑やか。サンシャインシティの会場はなかなかの広さです。しかし、中には力強い太鼓演奏もあり、場内ガンガン響いていました。慶良間太鼓(慶良間諸島)とジャンベ(鹿児島県三島村)は特に迫力あったなぁ。観客を巻き込んで盛り上がることでおなじみの小笠原のフラも印象的でした。 マスコットも元気いっぱい!どちらかというと、大人が楽しむ印象のあったアイランダーですが、年々増えているマスコットたちは子供たちの人気者。会場内でのグリーティングやステージでのPRにも余念がありませんでした。

 子供人気と言えば、体験形式のブースも多かったですね。天草諸島(熊本)では1億年前の貝のレプリカの作成、さぬき粟島(香川)では島の工芸を粘土で体験、鳥羽・志摩諸島(三重)では真珠ストラップの作成などなど。最初は興味の薄そうな子供でさえ、取り掛かると段々ハマっていくご様子で・・・。

慶良間太鼓のステージ

(沖縄・慶良間列島)子供に人気のピカリャ~

(沖縄・竹富町)粘土で工芸体験

(香川・さぬき粟島)

島々のアツ~いファン

 印象的だったのは、各島ごとにアツ~いファンがいること。知る人ぞ知る数量限定の特産品は早々に売り切れたり、ブースで知り合いを見つけて思い出話に花が咲いたり。

 中でも目立っていたのは会場内で行われた「島ガールグランプリ」!アイランダー放送部主催による同企画。各島出身の「島ガール」9人がPR活動として会場内を練り歩いたあと、人気投票を募るものでした。何より結果発表が凄かった!3位、2位、1位と発表されるにつれ、局地的に歓声が沸くから面白い。あぁ、あの集団は○○島の連中だな・・・ってすぐにわかります(笑)。 ちなみに1位に輝いたのは片桐萌さん(小笠原諸島・父島出身)!おめで島ございます~!

第1回島ガールグランプリ中には何故か男性の姿も。

(当日欠席した島ガールの代打だとか)1位に輝いたのは小笠原諸島の島ガール!

(美人さんでした)1位の発表と同時に沸いた

小笠原諸島の応援団(?)

時には島の垣根も越えて

 島以外のブース(間接的な取り組みで島に関わる団体など)も、現地の人々とはまたちょっと違う、島の垣根を越えた取り組みで楽しませてくれました。

 島のグルメ食堂では、最近浅草駅ビル「ekimise」や水戸駅ビル「excel」で展開中の離島キッチンが、移動販売カーで登場!色々な島のメニューを取りそろえることで話題の、人気店なのです!・・・が、僕が立ち寄ったころには人もまばら。実はなんと、早々に「売り切れ御免」だったようです。あのお客さんの量に対し、小さな移動販売カーではすぐ売り切れてしまうのも当然でしょうか。まして巷で話題の人気店ですからね、がっくし。仕方がないので、試食を食べ歩いて空腹をしのぎました。(これはこれで贅沢だったような。笑) しまのがっこう / 島交流の会では、各島々ゆかりのゲストを招いてのミニ講義を開催。アイランダーはにぎやかな反面、時間を掛けてゆっくりと島の人の話を聞くことは難しかったように思います。そんななか、じっくりと話を聴ける場があったのはとても貴重だったはず。実は僕もここでちょこっと講義をさせて頂きました!(来て頂いた方々、ありがとうございました!)やー楽しかった。

離島キッチンの移動販売カーも登場!前の貼り紙には「売り切れ」の文字が・・・。

嬉しかったのはやっぱり試食!なんとか空腹をしのげました(笑)。

写真は小値賀諸島(長崎)のピーナッツしまのがっこうブース

島で活動されている方々を招いての講義を開催!

◆◆◆

イベント終盤に行われた対馬(長崎)の餅まき

アイランダーも終盤はずっと盛り上がっていました!

 そうこうしていると、あっという間に閉会の時間に。24日は8時間(10~18時)、25日は7時間(10~17時)の計15時間。15時間がこんなに短いものだとは思いもしませんでした。

 「あの島についてもっと知りたい!」なんて思った人も多いのでは。「続きは現地で」となれば、島の人々にとっても嬉しいはずです。僕も行きたい島々がいくつかピックアップされました。色々巡りたいなぁ。 ますます今後が楽しみな全国の島々。年に1度という貴重な機会だけに、来年の「アイランダー2013」も今から楽しみです!

 日刊楽島コラム
potaru.com

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