注目の島は・・・
今週末に迫った「アイランダー2012」。 僕も、当日はブースでのお手伝いやステージ参加の友人を撮影すると言う“仕事”があり、今から準備をしています。参加数も年々増え、島の数で数えれば170を越していました。盛り上がることはもはや必至。日程は以下のとおりです。2012年
11月24日(土)
10:00~18:00
25日(日)10:00~17:00
場 所
池袋サンシャインシティ文化会館3F展示ホールC
入場料
無料
前回に続き、注目の島を勝手にピックアップしてみます!今度は西日本!(前回記事)
瀬戸内海の離島町
2004年10月、4ヶ町村の合併により上島町は誕生しました。美しい海に囲まれた瀬戸内の島々。全国でも珍しい離島同士の合併で、特色溢れる町になりました。弓削島は教育の島で、町内唯一の高校である弓削高等学校と100年以上の歴史を有する弓削商船高等専門学校があります。生名島はスポーツの島で、野球場や体育施設が充実している「いきなスポレク」があります。岩城島はレモンの島で、「青いレモン」の栽培地として有名です。魚島は漁業の島で、タイ網漁やたこつぼ漁が盛んに行われています。彩り豊かな島々を持つ上島町に、是非おいで下さい!
(アイランダー2012「上島諸島&魚島群島」より引用)
瀬戸内海の島々では本州よりに位置する愛媛県上島町(弓削島、佐島、生名島、岩城島、魚島、高井神島)。この町の武器は瀬戸内海の気候が育む島レモン!主に岩城島でつくられる無農薬レモンに心打たれる人も多いはず。
僕もその一人。レモンって、質の良いものは木の葉からも良い香りがするんですよ。いやいや。皮を割った時に飛沫が上がって、レモンの香りが広がって。。皮ももちろん食用可能ですから捨てるところがありません。 調べたら、レモンやみかんのほか、ライムまで作ってるようです。加えてドレッシングなどの加工食品まで。おおお。
僕と上島町の接点は、知人よりレモンを1個頂いただけ。今回もおそらくブースで食す機会があるのでは?と密かに期待しているのです。(参考サイト)瀬戸内の岩城島から御取り寄せ「ぽんぽこらんど」
小値賀流、あたたかいおもてなし
人口わずか2,850人と少ないながらも、島民みんなが親戚のように楽しく暮らす、まるで昭和初期の時代を思い出させる町です。 野崎島での自然体験や小値賀での民泊体験、さらに今年から始まった築百数十年の古民家にステイする貴重な体験を行うことができます。特産品は落花生やスボ蒲鉾、メロンやスイカ、イサキやタチウオなどがあります。移住者も毎年増加しており、観光業を中心に農業等で生計を立てています。近年マスコミも大注目の小値賀町へ、皆さん是非一度遊びに来てください!(アイランダー2012「小値賀諸島」より引用)
「昭和初期の時代を思い出させる」とありますが、客観的に見ても、小値賀町は本当にそんな印象です。ところが、現代的かつスマートな一面もあり、工夫を凝らした企画で常に島での遊びを提案し続けています。 だからこそ、島ぐるみでの温かいもてなしが魅力。特産品も他の島では見かけないものばかりで、つい島民のお宅にお邪魔させて頂いてご馳走になれればなぁと思ったり(笑)。
あと、マスコットの「ちかまるくん&はなちゃん」コンビがカワイイです!ッチカ~!(関連ページ)【ニッポンしまじま ゆるキャラ図鑑】ちかまるくん、はなちゃん (小値賀町)
東シナ海に浮かぶ「南国の入り口」
甑島列島(こしきじまれっとう)は、東シナ海に位置し、北東から南西に連なる上甑島・中甑島・下甑島の3島と付属するいくつかの島から構成されています。市の花である「鹿の子百合」は,甑島原産で、7月から8月上旬にかけて中甑島の小池地区や下甑島の片野浦地区,鹿島地区にピンク色の花が自生の状態で観察で きます。また,市の魚としてキビナゴは,甑島近海で周年取れ,刺身や塩焼きで食します。島のいたるところ手つかずの自然が多く残っており,特に東シナ海の荒波で削られた下甑島西側の奇岩や断崖の造形美は一見の価値があります。(アイランダー2012「甑島」より引用)
いつか行きたいと思っている甑島。調べていると感じるのですが、鹿児島の中でもどうやらこのあたりから文化が変わってくるみたいなんです。郷土料理にしても、風景にしても。印象としては「南国の入り口」といったところでしょうか。
また、甑島を紹介するホームページには「神秘的な景観」とあり、景色にも期待してしまいます。キビナゴがうまいと言われれば、とりあえず食べておかないと。 特に鹿児島以南は島々が豊富。個性的な島も多いせいか、甑島について触れる機会もそうそうありません。レア度は抜群ですね!さすがアイランダー!
トカラを制してこそ、真の“島通”
鹿児島市から南下すること約200kmの海上に,南北162kmの広大な海域に7つの有人島と5つの無人島が点在しているのがトカラ列島です。島々では,野鳥やトカラ馬,野生牛,トカラヤギを見ることができ,島々を囲む海は,釣り人やダイバーのファンがたえません。これらの絶海の孤島では,平家の落人伝説やキャプテンキッドの財宝伝説などが言い伝えられています。澄んだ空気の中で見る満天の星空は何とも言えません。温泉でも入りながら,ゆっくり過ごした後は,鹿児島の焼酎と一緒に,獲れたての魚やタケノコ,田んぼで採れるイモなど是非ご賞味ください。
(アイランダー2012「トカラ列島」より引用)
「島めぐりの難易度がかなり高い」、島好きの間ではそう囁かれている(?)のが、この十島村・トカラ列島です。行き来できる有人島は、口之島、中之島、平島、諏訪之瀬島、悪石島、小宝島、宝島・・・の、7島。鹿児島を出発した船が週に2往復、7つの島々を順に巡ります。全ての島を巡るには、かなりの日数を 要すると想像できるはずです。
そう言えば、2009年の皆既日食、覚えているでしょうか。今世紀最長・6分25秒の皆既日食が観測で きるとされ、一躍注目を浴びたのがトカラ列島の悪石島でした。今世紀の一大事をひと目見ようと、多くの人々が気合を入れてトカラ列島へと足を運びましたが、結果は悪天候の大雨。時価数十万に跳ね上がったツアー代も虚しく散った・・・なんてニュースがありました。 火山島ゆえに天然温泉が湧き、南の島ゆえに海もきれい、離島ゆえにカツオドリもたくさん訪れる島々。よく言われますが、まさに「日本最後の秘境」という異名にふさわしい島々だと思います。
なかなか行けない島だけに、アイランダーは貴重な時間!思いもよらぬ出会いが待っているかも?
人生を変えたぱいぬ島
竹富町は沖縄本島からさらに南、八重山諸島に属する9つの有人島と7つの無人島からなる島嶼の町です。沖縄の原風景と言われる懐かしい景色が残り、 美しいサンゴ礁の海・亜熱帯の深い森の中には、色鮮やかな熱帯魚やイリオモテヤマネコなどの珍しい生き物が生息しています。各島では古くから続く伝統行事 が年間を 通して執り行われます。ぜひお気に入りの島を見つけて下さい。○島で遊ぶ:自然体験(ダイビング・カヌー・トレッキング他)・星の観察(南十字星)
○特 産品:パイン・マンゴー・さとうきび・ミンサー織 他 ○第20回やまねこマラソン2013年2月9日開催!
(アイランダー2012「八重山諸島」より引用)
個人的な話で恐縮ですが、人生に迷っていた大学生当時、竹富町の島々を訪れました。
言葉で「沖縄の原風景」と言っても重みは無いかも知れませんが、例えば西表島のたくましく荒らしい密林地帯はとても力強く、それでいて採れる果実はこれで もかと甘酸っぱい。細かいことで考えて悩む人間とは対照的に、ひたすら素直に育つ自然からは、何か強烈なメッセージを(勝手に)感じました。 そんな思い出があるからか、特産品が気になって仕方がない。「パイン・マンゴー・さとうきび・ミンサー織」、全部から当時のエピソードを思い出します。人気の島々には惹きつける何かがありました。今少し疲れている人こそ、触れてみてほしい竹富町です。
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さてさて、いよいよ明後日に控えたアイランダー!個性的で魅力たっぷりな島々に触れられる、年に一度の貴重な機会です。今一度公式ページをチェックして、何が知りたいかを考えておくと、より深く島に触れられるはず! あー忙しくなりそう。年に2回くらい開催してくれないかなぁ。
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