「第2のトモダチ作戦」が現在進行中!
東日本大震災の直後、災害救助や救援、復旧活動などアメリカ軍が行った「トモダチ作戦」。被災地の人々は「ありがたかった」と口を揃えます。 アメリカ軍のトモダチ作戦は2011年4月30日でほぼ終了しましたが、その後、日本や世界中の人たちによる「第2のトモダチ作戦」が現在も進行中なのをご存じですか。
このトモダチ作戦は、文字通り「被災地の人たちと友達になろう」というオペレーションです。下の表をご覧ください。岩手県
1,330,147人
宮城県2,348,165人
福島県
2,029,064人
合 計5,707,376人
全 国
128,057,352人
大きな被害のあった東北3県の人口は約570万人です。全国の人口は約1億2800万人ですから、東北3県以外の日本の人口を3県の人口で割ると、約21.5人。
この数字が何を意味するのかと言うと、日本中の人が東北3県の人たちと「友達」になったら、東北3県の人たち1人につき「新しい友達」が20人以上できる!ということです。
東日本大震災の被災地に関心を寄せているのは、日本に住む人たちだけではありません。被災地の人たちに「寄り添いたい」と思ってくれている人たちは世界中にたくさんいます。そんな多くの人たちが、被災された人たちと知り合い、友達になっていけば、それだけで何かが動き出しそうに感じませんか。
友達になる方法は、友達の友達をたどって行ってもいいし、被災地への観光ツアー(ボランティアではないツアーが増えてきています)に参加する方法もあります。
友達になるだけは、何も始まらないなんて言う人もいるかもしれないけれど、何かを始めるためには、まずは知り合わないと!ひとりの人が何人もと友達になったり、東北の1人と友達になった20人がお互いに友達になったり。きっとすごいことになると思いますよ。
[おわび] 東日本大震災では死亡者があった都道県だけでも12に上ります。また東北3県の人たち全員が被災された訳ではないかもしれません。あくまでも概算のための計算です。ご容赦ください。
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