【復興支援ツアー2019レポート】被災地の「今」と「魅力」を伝える旅 by cha_chan

cha_chan

公開:

4 なるほど
52,664 VIEW
0 コメント
 亀山(展望台・椿) | 見どころ | 気仙沼大島観光協会
www.oshima-kanko.jp  

K-PORT

気仙沼湾に面した一角に、K-portというオシャレなカフェがあります。このカフェは俳優の渡辺謙さんと、元妻で女優の南果歩さんが震災後に夫婦で立ち上げたお店です。

K-portの「K」は気仙沼の「K」、絆の「K」、心の「K」、謙の「K」から、K-portの「port(港)」は気仙沼が「港町」であるところから名付けられたようです。

3連休ということもあり、この日は大勢の若者客でお店は満席でした。

お店の入り口には謙さんから、この日FAXで送られてきた直筆メッセージが置かれていました。
お店の入り口には謙さんから、この日FAXで送られてきた直筆メッセージが置かれていました。
今年の3月11日の謙さんからメッセージ。
今年の3月11日の謙さんからメッセージ。
甘酒をテイクアウト。麹ではなく酒粕の甘酒でした。お酒好きにはおすすめです!
甘酒をテイクアウト。麹ではなく酒粕の甘酒でした。お酒好きにはおすすめです!

ここK-portには、謙さんからお客様に向けて毎日FAXで心温まるメッセージが送られてきます。もちろん過去のメッセージも見ることができます。

K-portの目の前の気仙沼湾にて一句。
K-portの目の前の気仙沼湾にて一句。
気仙沼に来たら、遊覧船で大島に渡るのがおススメです!
気仙沼に来たら、遊覧船で大島に渡るのがおススメです!
K-port - ホーム | Facebook
 K-port - ホーム | Facebook
ja-jp.facebook.com  

唐桑半島ビジターセンター

唐桑半島ビジターセンターは、気仙沼中心部から東に車で30分程の唐桑半島の先端にあります。こちらの施設では東日本大震災の映像やパネル展示が多数設置されています。事前に予約すれば無料で施設のスタッフの方がガイドをしてくださいます。

まず最初に案内していただいたのは、全国で初めて津波の疑似体験をすることができる「津波体験館」です。昭和59年に誕生したこの施設は、津波を映像、音、振動、風を組み合わせ、最先端技術で津波を再現。東日本大震災後にはその映像も取り入れ、さらにリアルな体験が可能となっています。

スタッフさんからの事前説明では、小さなお子様にとっては、リアルに再現された津波体験が防災教育に役立つ一方で、怖い、トラウマになるとの意見もあり、賛否両論があるようです(我が家の息子と娘は大丈夫でした)。

東日本大震災の3D映像記録。
東日本大震災の3D映像記録。
東日本大震災発生当時の新聞。
東日本大震災発生当時の新聞。
全国各地の砂浜の砂の展示。今年の台風で道路が通行止めになって行けなかった十八成浜(くぐなりはま)の砂もありました。
全国各地の砂浜の砂の展示。今年の台風で道路が通行止めになって行けなかった十八成浜(くぐなりはま)の砂もありました。
 ビジターセンター&津波体験館 | 唐桑町観光協会
www.karakuwa.com  

この後、三陸復興国立公園にも指定されている唐桑半島の景色を眺め、川柳を一句読む予定でしたが、時間が押してしまい辺りはすでに真っ暗・・・。そんなわけで、残念ながらこちらで川柳を詠むことはできませんでした。

写真では明るく見えますが、実際は真っ暗です・・・。
写真では明るく見えますが、実際は真っ暗です・・・。
スケジュールを詰め込み過ぎたのが失敗でした。
スケジュールを詰め込み過ぎたのが失敗でした。

2日目のツアーが無事終わり、3日目のツアー地の陸前高田の宿にレンタカーで移動。当然子供たちは爆睡です。

2日目の宿の「鈴木旅館」さんに無事到着。
2日目の宿の「鈴木旅館」さんに無事到着。
夕食は、旅館で提供してくださったお弁当をいただきました。
夕食は、旅館で提供してくださったお弁当をいただきました。

3日目(11月4日)

朝食も宿が提供してくださるお弁当をいただきました!
朝食も宿が提供してくださるお弁当をいただきました!
温泉は熱くて入れなかったけれど、とてもアットホームな雰囲気の宿でした。
温泉は熱くて入れなかったけれど、とてもアットホームな雰囲気の宿でした。
 鈴木旅館 - 陸前高田市 - 旅館 | Facebook
ja-jp.facebook.com  

早いもので、この旅も最終日を迎えました。今日は半日かけて陸前高田を語り部さんと回ります。

陸前高田市の被害状況

死者数    :1,557人
行方不明者数 :202人
家屋倒壊数  :4,046棟

2019年11月4日 現在

高田松原津波復興記念公園

語り部さんとの待ち合わせ予定の「陸前高田のうまいもの たがだ屋」さんは、今年8月28日に発生した大雨の浸水により休店され、今秋にオープンしたばかりの「道の駅高田松原」へ移転していました。

そのため、新しくできたばかりの道の駅へ向かうことになりました。

広範囲で工事中の陸前高田の現在の様子。
広範囲で工事中の陸前高田の現在の様子。
話題のエヴァ風看板を発見!
話題のエヴァ風看板を発見!
新しい道の駅の横に、旧道の駅(タピック45)が震災遺構として保存されています。
新しい道の駅の横に、旧道の駅(タピック45)が震災遺構として保存されています。

最終更新:

コメント(0

あなたもコメントしてみませんか?

すでにアカウントをお持ちの方はログイン