ミンマン帝廟の入口。木立の中の道を歩いて行くと見えてくる。
入口から池を眺めながら1、2分歩くと最初の建物がある。中にはミンマン帝の功績を称えた石碑が立っている。
1つ目の建物の先には道が続いており、顕徳門が見える。門をくぐると皇帝と皇后の位牌がおさめられている崇恩殿がある。
崇恩殿の先には池があり、3本の橋が架かっている。渡るとそこには明楼と呼ばれる建物があり、中には皇帝の魂が戻ってきた際に休むという寝台が置かれている。
明楼の先には池に架かる1本の橋があり、橋を渡った先に古墳のような丘がある。ここにミンマン帝が埋葬されているという説があるものの、定かではないという。
一番奥に位置する丘にたどり着いた後、同じ道を引き返して戻る。
帰りは途中途中で休みながら歩いた。ミンマン帝廟は庭園のような雰囲気が漂っており、のんびりと休憩することができる。
ミンマン帝廟
トゥドゥック帝廟
最後にトゥドゥック帝廟を訪れる。トゥドゥック帝は阮朝4代目の皇帝で、在位は1848~83年。元は別荘だったものを造り変えたこともあり、風光明媚な廟である。
入口を入ると大きな池が配置されている。池には橋が架けられていて、渡った場所には釣殿がある。池にせり出すように作られた建物になんとも言えない風情を感じる。
池の西側には皇帝を祀った寺がある。このお寺、元は皇帝が長期滞在する際に使用した宮殿であったという。
トゥドゥック帝廟
トゥドゥック帝廟を見た後、新市街に戻る。そして、その日のうちにベトナム最大の鍾乳洞と言われるフォンニャ洞窟の近くにある村へバスで移動した。
<【ベトナム旅行レポート】地下に広がる別世界、フォンニャケバン国立公園 ~Vol.8~ に続く>
Text & Photo:sKenji
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