大方の予想を覆した松山東の『坊ちゃん野球』。これだから野球はおもしろい!

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昨日の記事に天理の主砲、坂口漠弥くんの豪快なバッティングに注目と書きましたが見事に自身29本目となる豪快なホームランを打ってくれました!

それでは大会5日目の結果です。

第1試合
糸満 000 100 001 | 2
天理 001 101 22X | 7


第2試合
健大高崎 130 010 103 | 9
宇部鴻城 000 000 010 | 1


第3試合
松山東 000 202 100 | 5
二松学舎大付 000 103 000 | 4


昨日も書きましたが、やはりスポーツは結果を知っているのを見るのはイマイチ物足りなさを感じます。
今日の第3試合は結果を知らないまま、家に帰り録画したものを見ました。

『野球は数字だけじゃない!』松山東 対 二松学舎大付

松山東は夏目漱石が教壇に立った学校、そして正岡子規が野球を広めた学校として21世紀枠でセンバツ出場が決まってからは何かと話題を集めていました。

82年ぶりの出場は『○○年ぶり』の甲子園記録だそうです。

愛媛からはバス66台で5時間かけて甲子園に。地元の人たちの期待の大きさが伺えます。3塁側のアルプススタンドはスクールカラーの緑一色でした!(二松学舎大付のスクールカラーも緑なので球場全体が緑でしたが^^;)

野球は数字だけではないのですが、この試合二松学舎大付が有利かなと予想していました。両者の秋季大会を見たわけではありませんが、集めたデータからそう予想していました。

秋季大会・二松学舎大付と松山東の主な記録
秋季大会・二松学舎大付と松山東の主な記録

この試合の2つのポイント

何ヵ所かポイントがあった試合でしたがその中で2つを考えてみたいと思います。

1つ目は先制点を取った4回表の松山東の攻撃。

先頭打者がフォアボールで出塁します。送りバントかと思いきや初球ヒッティングでファール。1球ボールをはさんで3球目に送りバントがファールになります。3回までノーヒット5三振に抑えられていただけに、もしここでランナーを進めることができなかったら嫌な流れになりそうだなと思っていました。

4球目、1塁前に高くはずみ打球の勢いが死んだボテボテのゴロはライン上を1メートル以上転がります。1塁手はファールになると判断、見送るもライン上でボールは止まります。運も松山東にあるようでした。そしてノーアウト1,2塁から初球デッドボール。あっという間にノーアウト満塁になります。続く5番ピッチャーの亀岡くんのタイムリーで喉から手が出るほど欲しかった先制点が松山東に入ります。

次の打者のサードへの強い当たりをサードがファインプレー、3塁ランナーをホームでアウトにします。もちろん抜けていればタイムリーになりなおもノーアウト満塁という場面を1つのプレーが救いました。二松学舎大付は再び流れを引き寄せようとします。

ここで1死満塁で、初球スクイズを成功させます。

ここはバッテリーはまったくの無警戒でした。満塁ということもありましたが、ここはそれなりの警戒が必要でした。このスクイズだけでなく二松学舎大付バッテリーはこの試合の中で何回かランナーをまったく警戒していない場面がありました。ここが1つ目のポイントだったと思います。

2つ目は8回裏の二松学舎大付の攻撃です。
先頭打者がフォアボールを選び同点のランナーが出ます。

ここは100%、いや1000%送りバントのケースです。ここはなんとしても同点のランナーを得点圏に進めなくてはいけません。

ところが初球バントの構えからヒッティングに出ました。結果はファール。
2球目はバントを試みますが、これもファール。結局、見逃しの三振に倒れます。

初球のヒッティングは必要だったでしょうか。。。ここは初球から徹底してバントをするべきだったと思います。
次のバッターがこの日2点タイムリーを打っていた今村くんだっただけに残念でした。

結果、チャンスをしっかりものにしてきた松山東が5-4で二松学舎大付を破りました。

二松学舎大付の大江くんは毎回の16奪三振と好投しましたが最後までツキに見放された感じでした。昨年夏1年生ながら試合途中から甲子園のマウンドに立ち、大阪尚学に打たれサヨナラ負け。それからとても成長が伺えるとてもいいピッチングをしたと思います。夏にもう一度みたい投手です。

勝った松山東はのびのび野球を楽しんでいるかのように見えました。
スタンドの大応援団も大きな力になったでしょうね!

もしかしたら、甲子園に『坊ちゃん旋風』を巻き起こすかもしれません!

第2試合からはいよいよ2回戦突入!いきなりの超好カード!

第1試合
----------------------------------------------東海大四(北海道) - 豊橋工(愛知・21世紀枠)
----------------------------------------------○みどころ
1回戦最後の戦いは北海道代表の東海大四と21世紀枠の豊橋工の対戦。
東海大四は神宮大会では宇部鴻城に大勝、 国体では健大高崎と接戦を繰り広げている。


第2試合
-------------------------------------------八戸学院光星(青森) - 大阪桐蔭(大阪)
-------------------------------------------○みどころ
ここから2回戦です。いきなり屈指の好カード!
2011年夏、2012年春,夏と3季連続準優勝の八戸学院光星。そのうち決勝で2回大阪桐蔭に敗れています。八戸学院光星と大阪桐蔭は因縁の対決ですね。

第3試合
----------------------------------------常総学院(茨城) - 今治西(愛媛)
----------------------------------------○みどころ
1回戦で13盗塁と爆発的な機動力を見せた常総学院に注目です。

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  • 5

    51mister

    8回裏の二松に学舎大付の攻撃は1000%送りバントのケースだと思います。だからこそ松山東の守備も1000%のバントシフトだった?バントと決めつけられたシフトを敷かれたときにそれでも決めるバントのうまさが打者にあったかどうか?その確率を考えて監督は初球ヒッティングの指示だったかもしれません。初球のヒッティングがファール、松山東は「打ってくるかも?」が頭によぎり、極端なバントシフトに「ひるみ」がでて、2球目のバントが、初球よりやりやすくなる。二松学舎の監督も本来は1000%送りバントでいきたかったから、2球目を送りバントに切り替えた。ところが失敗。初球にバントをさせなかったのは、打者のバント技術に不安があったからかも。初球、2球目と監督の指示を成功させられなかった打者は「頭が真っ白」でしょう。もう打てっこないです。控えに土井や川相や宮本のような選手がいたら、「代打」でバントでしょうね。

    • D

      doraemon

      バッターは3番の岡田くんでした。少し調べましたが、バントの記録はありませんでした。初球バント、2球目ヒッティングという選択肢もあったように思います。バントに不安がある選手だとしたら、代打でバントもありでしたね。バントしかないケースなら警戒されてもしかたないですし。控えに川相や宮本がいなかったんでしょうね。。。
      土井はちょっとわかりません^^;