今日は25日から始まった高校野球春季大会を沼津の愛鷹球場で観戦しました。
甲子園も盛り上がっていますが、こちらも夏のシード校を決める大事な大会です。
プロ野球も昨日開幕、春季大会、甲子園。野球ファンにとってはたまりませんね。
松山東と東海大四の試合はラジオで聞くことになりました。
勝利まであとアウト6コ、近くに見えた『勝利』はあまりにも遠かった
7回を終わって試合は2-0。松山東が2点リード。4回から7回までパーフェクトに抑えられていた8回表、先頭打者がヒット!久しぶりのランナーがでました。
東海大四のエース大沢くんは何度も1塁ランナーを牽制します。
3番打者酒井くんの時に3回、次の4番打者米田くんの時に2回牽制します。
5球目の牽制の時に、1塁ランナーは飛び出してしまい1,2塁間に挟まれてアウトになりました。
この時のことをラジオの解説者はこう言ってました。
『これはいけませんね。こういうプレーは流れを変えてしまう危険があるんです』
2点リードしている場面。追加点は喉から手が出るほど欲しいところですが、打順は3番4番。たしかにそんなに攻め急ぐところではありませんでしたね。
そのあと4番の米田くんがスリーベースヒットを打ったことを考えるとやはりもったいなかった気がします。2死3塁で続く5番打者の亀岡くんは三遊間を抜けるかという打球をショートがファインプレー。
ピンチをしのいだ東海大四は8回裏、5本の集中打で3点をあげ一気に試合をひっくり返しました。
ラジオの解説者が言った通りのことが現実になってしまいました。
家に帰り録画したものを見ましたがテレビの解説者は牽制球でアウトになったプレーについて特に何も触れていませんでした。しかしピンチをしのいだ時の東海大四ナイン、そしてベンチの盛り上がりは何かを予感させるものがありました。
もちろん牽制で刺されてしまった彼だけを責めることはできません。結果的にそうなってしまっただけかもしれません。しかし野球はチームプレーです。1つのプレーが試合全体の流れを変えてしまうことは決して珍しくありません。
第3試合
------------------------------------松山東 200 000 000 | 2
東海大四 000 000 03X | 3
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その他の試合
第1試合
------------------------------------県岐阜商 201 000 000 | 3
近江 000 000 000 | 0
------------------------------------初戦の2安打11奪三振、今日は3安打10奪三振。さすが大会No.1投手ですね。
第2試合
------------------------------------天理 000 000 100 | 1
健大高崎 000 100 11X | 3
------------------------------------近畿王者の天理も健大高崎の川井くんの前に散発の4安打に抑えられてしまいました。
天理は期待していたチームだけに残念ですね。
いよいよ一番おもしろいと言われる準々決勝。
新幹線で応援も考えた準々決勝。一度は断念したものの清水区から夜間バスが出ることを知り再び応援を考えました。が、やはり断念。。。
楽しみは夏にとっておきます。
第1試合
-------------------------------------大阪桐蔭(大阪) - 常総学院(茨城)
-------------------------------------○みどころ
大阪桐蔭田中くんはスピードは速いとは言えないが抜群のコントロールで初戦2戦目と強豪校相手に18回を投げて自責点0。常総学院は2試合で24安打22得点17盗塁と大暴れ。常総学院は持ち前の機動力を活かして田中くんを攻略したいところです。
第2試合
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静岡(静岡) - 敦賀気比(福井)
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○みどころ
2回戦で優勝候補、仙台育英を破って波に乗る敦賀気比。
エース平沼くんは1回戦2回戦と抜群の制球力。
一方の静岡は中軸だけでなく、どこからでも点を取れる強力打線が魅力。
平沼くん対静岡打線に注目です。
第3試合
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浦和学院(埼玉) - 県岐阜商(岐阜)
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○みどころ
県岐阜商の高橋純平くんは甲子園でも評判通りのピッチングをみせている。
甲子園では初戦、2戦目と150キロをマーク。コントロールもよくここまでまったく危なげない。連投になる準々決勝はどんなピッチングをするか注目です。
第4試合
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健大高崎(群馬) - 東海大四(北海道)
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○みどころ
近畿チャンピオン天理を破った健大高崎と接戦をものにしてきた東海大四との対決。攻撃力、機動力、そして安定感際立つエース川井くん。健大高崎が有利とみます。
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