6月24日、夏の甲子園をかけた高校野球静岡大会の組み合わせ抽選会が静岡県清水マリナートで行われました。
今年の出場校は112校です。
抽選会はじまる
抽選はまず当日会場で受付を済ませた順にクジを引き、『抽選クジを引く順番』を決めます。
そのあとに選手宣誓の番号が決定します。今年の選手宣誓は『59番』に決まりました。59番に決まった瞬間、会場はどよめきました。
59番はすぐ隣りの山に◎があるので2回戦で第1から第4シード校のどこかと対戦することになります。
選手宣誓はやりたいけど、2戦目でいきなりシード校と対戦するのはちょっと...各校のキャプテンはこんな思いだったかもしれません。
シード校の位置が決定
次に第1シード校から第4シード校の位置を決めます。
この4校はトーナメント表の4つの隅に配置されることが決まっています。
第1シード校の東海大静岡翔洋がクジを引き、位置が決まると残りのシード校の位置は自動的に決まります。第2シード校は第1シード校の対角線上(第1シード校からもっとも遠い位置)になります。第3シード校は第2シード校と同じ山の反対側の端、第4シード校は第1シード校の反対側の端になります。
5番目のシード校の4校はクジ引きで場所が決まります。
シード校の位置が決まりました。第1シード校の東海大静岡翔洋は57番を引きました。これによって選手宣誓の59番を引いたチームは勝ち上がった場合、2戦目で第1シード校の東海大静岡翔洋と対戦することが決まりました。
実は昨年の大会も選手宣誓は第1シード常葉大橘のすぐ下の山だったんです。
偶然なのですが、すごい確率です。
各校のクジ引きがはじまる
ここからはノーシード校のクジ引きが始まります。100校以上あるとはいえ、かなりのスピードで決まっていきます。超満員の会場も最高の盛り上がりを見せています。
100校(残り12校)の抽選が終わったころ、場内がザワザワしはじめます。それは、まだ静高の下の山(静高の初戦の対戦相手)が決まっていなかったからです。常葉大橘の対戦相手もまだ決まっていませんでした。
さらにざわついた理由は、まだ抽選をしていない残り12校の中に、常葉大菊川や浜松商、聖隷クリストファーなど強豪が残っていたからです。
そしてクジ引きは進み、108番目(トーナメント表の空いているところは5箇所)にようやく静高の下の山54番が埋まりました。
54番引いたのは聖隷クリストファーです。
聖隷クリストファーは新チーム結成間もない昨年の秋の県大会決勝で1-0で静高を下しています。静高にとってはきっちり借りを返したい相手でしょう。リベンジのチャンスが訪れるかもしれません。初戦の聖隷クリストファーと浜名の対戦は1回戦屈指の好カードです。
112校すべての対戦相手が決まる
すべての組み合わせが決定しました。
開会式当日は草薙球場で1試合だけ行われます。
この開幕試合は開会式を終えたすべてのチームの選手が外野席を埋め尽くして観戦します。
決勝戦よりも観客が多い中で試合をすることができます。
超満員の開幕試合、今年は常葉大橘と浜松日体に決まりました。
最後の夏、いよいよ
春の大会で上位だったシード校は強いと認めつつも、今年の静岡県は飛び抜けたチームはないと言っていいでしょう。言ってみれば、どのチームにもチャンスはあるということです。
もともと何が起こるかわからない高校野球において、『絶対』はないのです。
最後まであきらめないところにしか『勝ち』はやってきません。
たとえどんなに点差が離れてもあきらめることなく、この日のためにやってきた、そのすべてを出し切ってほしい。
開会式は7月8日。3年生にとって最後の夏、開幕です!
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