機動力が売りの常総学院が1試合13盗塁『大量リードの中ここまで走る必要はあるのか』を考える ~第87回センバツ

doraemon

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第3試合は茨城の常総学院と鳥取の米子北の対決。MAX143キロ、多彩な変化球の米子北の高橋晟一朗くんがどんなピッチングをするのか注目していました。

----------------------------------常総学院 011 211 062 |14
米子北 000 000 010 | 1
----------------------------------
1回の表にピンチをしのいだ米子北は1回裏に1アウト2,3塁のチャンスを作るが無得点に終わった。ここで先制点を取ることができていたら違った結果になっていたかもしれません。

常総学院は米子北のピッチャー高橋くんの制球がなかなか定まらないところをつき毎回のようにかき回してきましたね。常総学院は1試合の平均盗塁数が出場チーム中、静岡高校に次ぐ2位と大会前から機動力が注目されていました。

初回1番の宇草くんから始まった盗塁数は最終的には13個。1番の宇草くんと2番の竹内くんの2人で10個の盗塁。竹内くんに至っては1イニング2盗塁と1イニング3盗塁を記録。チーム全体でも1イニング5盗塁を記録しました。

試合を見てて、『まぁやりたい放題、走りたい放題』といった印象を受けました。。。

ちなみにセンバツでの1試合の5盗塁は過去に1963年の第35回大会で北海高校の谷木恭平選手が記録しているのでタイ記録ということになります。
チーム合計では1974年の第46回大会で広島商業が大分商業相手に14個を記録しています。

この試合はなんと14盗塁を記録した広島商業が大分商業に2-3で敗れています。

ここで本題『大量リードの中、ここまで走る必要があったのか』

今までの記録の北海高校の谷木恭平選手は準決勝、早稲田実業戦で記録したもの。

早稲田実 020 004 010 | 7
北海   000 130 103x| 8

こんな緊迫した中での5盗塁、すごいですよね。

今回の常総学院に限らずですが、、、
『大量リードの中、ここまで走る必要があったのか』というのが話題になります。
『野球の不文律』ってヤツですね。。。

まぁ、これは野球に対しての私の持論なんですけど、
『野球は時間制限がないから何点差があっても逆転できる(される)可能性がある』です。
つまりは今回の常総学院も取れるときに取れるだけ点を取らないと逆点される可能性もあったわけです。なので『あり』だと思っています。

どんなに豪打を売りにしているチームでも打てないときもあります。すごいピッチャーでも調子が悪いときもあります。足だけはスランプがないですからね。

ただ谷木恭平選手が記録した5盗塁と今回2人が記録した5盗塁は価値は違うと思っています。

プロだとこういうケースは走ったら進塁は認められるけど記録には残らないですよね。(走ることもほとんどありませんが、、)

私の結論は、『勝つためなら走ってもいいけど、記録のためならダメ』これでいいのでは。。。

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最終更新:

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  • 5

    51mister

    今回の盗塁は絶対「あり」です。試合結果は13点差ですが、13点差なんて1イニングでひっくり返されることもあります。春の甲子園の記録では1イニング最多得点11点、夏では14点です。常総学院は、機動力を生かして14得点を積み重ねただけです。それよりも、米子北が自由に盗塁をさせないような対策を強化しないと、弱点が露呈した分、夏の鳥取予選が厳しくなるかもしれませんね。盗塁、送りバンド、ヒットエンドランなど走者を進める作戦の選択肢は様々ですが、茨城県県の競合チームは、送りバンドより盗塁を選択するチームが多いように感じます。かつては、バンドの広島商、静岡商が有名でしたが、そういう時代から盗塁が多用されています。走者を進めるためにアウトを一つ犠牲にするのは勿体ないと考えるからです。そうした戦術の高校では、「走れない選手」はレギュラーになりにくいと思います。「走る」を磨いて甲子園の切符を手にしています。これを批判したら、たくさん三振取っているのにまだ三振を奪う投手も批判しなければならなくなります。

    • D

      doraemon

      やっぱり、ありですよね~
      負けたら終わり、勝つためにやっているんですから。。。何よりも遠慮してたら、それこそ相手チームに失礼です。足や肩、バントにスランプなし!大きな武器ですよね。わかりやすい解説ありがとうございました!