いわきの美味しいお米をお手頃パッケージで♪

iRyota25

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いわき市久之浜の浜風商店街では、カラフルなパッケージに包まれた可愛いお米が売られています。それもお店の中じゃなくて、通路でお茶やコーヒーをすすめてくれるおばちゃまたちが直売みたいにして売っています。

美味しさも安全性も太鼓判です

お米を作っているのは小久集落でずっと農家をやってきた佐藤三栄さん。昔から美味しいお米を作ると評判の農家さんです。原発事故の後は、田んぼにセシウムが降ってきましたが、セシウムなどの放射性物質を吸着する素材を田んぼや用水に入れたり、耕し方や水の管理を工夫したり、どうすれば放射能フリーのお米や作物を作れるか工夫に工夫を重ねてきた人です。同じ町で放射線測定を行っている企業とも連携して、きめ細かく作物をチェック。震災の翌年から国の基準をはるかに下回る放射線量の米づくりを実現しています。測定された数値は、ほかの福島県の産地はもちろん、全国的にも極めて低い値です。

佐藤さんが地元の人たちに信頼されているいるのは、商店街のおばちゃまたちがボランティアでお米を販売していることでもわかります。安全性も美味しさも太鼓判ということです。

丹精込めて美味しく作ったお米を「安全」とPRしなければならないつらさ

でも、せっかく美味しくて安全なお米を作っても、売るときには「安全ですよ」と訴えなければならない。風評被害よりなによりも、「美味しさだけ」で勝負できないことが佐藤さんたちまじめな農家の人たちにとっての痛手なのだと思います。

カラフルなパッケージのお米は1つ300グラム、2合です。試食するのにも、お弁当用に使うにもちょうどいい分量。もちもちした食感でおにぎりにしても美味しい「ミルキークィーン」、福島県が推奨する「天のつぶ」、そして「コシヒカリ」の3種類が販売されています。

お手頃だからぜひお試しを。そして、美味しかったら是非とも大きな袋で購入してください。パッケージにはちゃんと連絡先も明記されていますから。

お米は「信頼」で選びたい。

お米を選ぶのは大変です。お米屋さんで袋詰めして売られているのが本当に「新潟産コシヒカリ」なのかどうかは素人目に分かるものじゃないし、JAが流通しているお米なら産地までは確かかもしれないけれど、必ずしも良いお米だけじゃないかもしれない。いろいろな出来のお米が混ぜられている可能性もある。ネットで直販しているところなら、さすがに味に勝負だから確かかもしれないけれど、どんな作り方をしているのかまではよく分からない。

昔はね、農家なら自分ちで作っていただろうし、農家じゃなくても近所の農家から買ったりすることができた。作っている人の顔が見れた。それが今ではなくなった。顔が見えるってことはとても大切なことで、その人が男前かどうかということじゃなくて、まじめに仕事をしているかどうかが自然に分かるものだった。この人の作った米なら間違いないという担保のようなものだった。

原発事故が起きて、いろいろな心配が広まって、国や県も農家にいろいろな指導や助言をしたけれど、本当に安全かどうか、本当に安心して食べられるのかどうかは、結局次のひとつのことでしか判断できない。

「作ったお米を自分も食べているか。家族に食べさせられるように、安全と美味しさを考えて作っているか」

蛇足ですが、原発事故の後、自分で作ったお米や農産物を自分では食べていない農家が少なからずいるそうです。

福島には、原発事故に負けないで、まじめに真剣に米作りを続けている人がいます。だからといって福島県のお米なら全部オッケーなんてことは言えません。

お米は「信頼」で選びましょう。美味しさも、安全性も含めた意味での、顔が見える信頼で。浜風商店街に行けば、米作りをしている佐藤さんご自身に会えるチャンスもあるかもしれませんよ。

佐藤さんのお米はこちらで!「浜風商店街」

カラフルパッケージのお米は「道の駅よつくら港」でも販売中

 安全な米作り研究会-いわき産のお米の販売|株式会社東北イノベーター
www.thkinnovator.co.jp  

佐藤さんたちの信頼できるお米はこちらからもお求めいただけます。東北イノベーターさんは農作物や田畑、用水などの測定でも地域に貢献している企業です。

 【ぽたるページ】ご飯をおいしくする八十八の話
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 【ぽたるページ】福島いわき久之浜地域の農業「2015年へ」
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