先日、趣味のウインドサーフィンをするために自宅から海へ向かっている途中のことでした。
長い田舎の直線道路を走っていると黄色の絨毯のような一画が見えてきます。菜の花畑です。1カ月くらい前から花をつけており、付近を通るたびに気になっていました。
この日は快晴。空は晴れ渡り、富士山もくっきりと見えて一段と華やかさが増していました。思わず車を止めて降りると、誘われるように畑へと足が向かいました。
柔らかな日差しの中、まだ2月というのに咲き誇る花と富士山がのどやかさを感じさせます。
近所に住んでいる方でしょうか。1組の親子連れがいました。子供がはしゃぎながら畑の脇を駆けずり回っており、それを見ているお母さんも嬉しそうに笑みをこぼしていました。
「菜」とは食べることのできる草のことです。菜の花はその名と通り、若くてやわらかい花茎や葉などは食用になっています。実は「菜の花」という品種の植物は存在せず、「アブラナ科アブラナ属に分類される植物の花」のことを総称して「菜の花」と呼んでいるそうです。キャベツ、小松菜、水菜、カブ、白菜、チンゲン菜などもアブラナ科の植物なんだとか。
「菜の花」の花言葉は「小さな幸せ」
暖かい日差しの元、咲き誇る黄色の花を見ていると、その言葉の意味を実感します。
寒い日々が続いていますが、春はもうすぐそこまで来ているのかもしれません。菜の花を皮切りに梅、桃、桜・・・。春の訪れるを告げる花が楽しみです。
春の訪れを感じた「菜の花畑」
Text & Photo:sKenji
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