料理男子の悲鳴

ockn1006

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先日のことです。

僕は仕事終わりに行きつけのスーパーに。そのスーパーでは、普段見かけないスティックセニョールが売ってました。スティックセニョールは細長く食べやすいブロッコリー。僕はこれが大好きで、見つけたら思わず買ってしまいます。

しかもしかも、プラスティックの容器にけっこうな量が入っているんです。「これで100円!いやーん、えらいお得やわぁ。」と大阪のおばちゃん的なノリでレジへ。今夜の夕食は鮭のムニエル。付け合せはスティックセニョールに決定です。

ムニエルなんか普段は作らないのですが、魚がちょっと安かったのでちょっと作ってみようと。魚に衣をつけて両面焼き、ソースに付け合せの野菜を入れて完成です。お腹もすいてきた。いただきまーす。

うまー!

とある雑誌で「料理男子はウンチクを語りたがるからモテない」なんて読みました。僕自身そう思っているので、僕は外であまり料理の話をしないように努めています。とは言え、趣味は料理です。完全に自己満足ですが、やっぱり凝った料理ができた時の満足度はなかなかのもんです。

うん、まぁまぁイケてたね。

誰も褒めてくれないので自分で褒めます。そしてまたこのムニエルのクリームソースに、スティックセニョールが合うんです。同じブロッコリーでも、一般的に馴染みのある大きなブロッコリーは食べにくいし、なんか青臭い味が好きに馴れません。熱が通って程よくしんなりしたスティックセニョールに、コンソメ風味のクリームソースがほどよく絡み・・・これが良いんです。

・・・と、思ったら、あれ?最後にちょっと変な味。

コリコリした歯ごたえのはずが・・・

プチ

ぷち?

異変を感じた僕は思わず吐き出しました。すると、スティックセニョールの“森”の中から、湯がかれて、灰色に変色していて、ソースまみれで、あげく僕に身体をかじられたイ●ムシみたいなものがポトリ。

料理男子の独身部屋に悲鳴がこだましました。

野菜は良く洗いましょう。

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