【島ニュース】5月21日「金環日食」 各地でツアー開催予定
2012年04月26日(木) 17時34分配信 来る5月21日(月)、月が太陽に重なり光の環となる金環日食が観測される。今回は国内の広い範囲で観測が可能であるが、前回は1987年に沖縄で観測されて以来。東京に限れば1839年以来173年ぶりとなる。場所を限定してしまえば、一生に一度見れるか見れないかのこの”祭典”。近くに高い建物が少ない島々では様々な観測ツアーが組まれ、PRされている。伊豆諸島を中心に航路を持つ東海汽船は、日食に伴い日帰りツアーを開催予定。20日の夜22時に竹芝桟橋(東京)を出港し、大島・三原山から日食を眺めるツアーなどを用意している。大手旅行会社のクラブツーリズムは、19日から2泊3日で式根島、新島の温泉を巡ったのち、21日三原山で金環日食を観測するツアーなど、日食に合わせ複数のツアーを開催予定だ。
また熱海~初島(静岡)間に定期航路を持つ富士急は、船のダイヤを15分繰上げ、「金環日食鑑賞クルーズ」を開催。日食の最大を迎える7時32分頃には熱海~初島の中間点で金環日食を見ることが可能だ。 2009年7月22日の皆既日食では、トカラ列島(鹿児島)や小笠原諸島(東京)でツアーが組まれた。夏休みということもあり、ツアー価格が高騰するなど話題を集めたが、悪天候のため期待外れに終わっている。それだけに、今回の金環日食にはいっそうの期待が高まっている。
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◇参考ページ◇
(東海汽船)
(クラブツーリズム)
(富士急マリンリゾート)
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