東北の地に蕎麦を蒔いたトヨタグループのボランティア。なぜ住田町でだったのか iRyota25 2016.10.31 4 2,125 0 7月末の夏祭りに合わせてやってきて、トヨタグループのボランティアチームが住田町の畑で蕎麦を蒔いてから3カ月。蕎麦畑の蕎麦はしっかり実をつけていた。 彼らが夏にやって来た時には、『デンボク設置』という農作業が物珍しくて、ボランティアさんたちのさらにサポートとい
第4回「サンタが町にやってくる!」 iRyota25 2016.12.26 2 1,487 0 震災後の大船渡で恒例となった「サンタが町にやってくる!」(サンマチ)。12月24日土曜日、大盛況のうち開催された。 多彩なステージ、一芸に秀でた市民たちの手によるワークショップ、おいしい料理やスナックのブースなど、会場はたいへんな盛り上がり。毎年ワークショップ
大船渡の時計塔との再会 iRyota25 2016.11.08 3 2,395 0 大船渡の町を見下ろす高台にある公園でそのオブジェと再会した。オブジェとは大船渡の時計塔。かつて大船渡駅前の商店街にあったものだ。 被災した後もかなり長い間、被災した時刻を示したまま、時計塔はその独特の姿で大船渡の町に立っていた。姿が見えなくなったのはかさ上
笑顔で快走!ツール・ド・三陸2016 iRyota25 2016.10.05 4 1,580 0 カラフルなバイシクルスーツとヘルメットで身を固めた人たちが、奇跡の一本松を望む気仙大橋、かさ上げ工事が進む町を走っていく。 町全体が工事現場のような埃っぽい景色に見慣れた目には、ロードバイクの集団はかなりのインパクト。写真は秋晴れの9月25日、陸前高田市と大船
加茂神社の津波警報塔 iRyota25 2016.11.08 2 1,981 0 大船渡駅前の時計塔が仮置きされた公民館前の公園から数100メートルしか離れていない加茂神社の境内からは、新しくつくられていく町がよく見える。津波に襲われた平地に突き出す半島のような高台にあるから、かさ上げされた新しい市街地や、先行してオープンしたショッピング
未来への伝言「越喜来の潮目」の2016年6月 iRyota25 2016.06.24 7 5,414 0 この日も越喜来の「潮目」は健在だ。潮目はまるで秘密基地のような場所。高い塔が空に向かって背伸びする。ジャバラパイプの滑り台がある。ボートを使ったブランコがある。建物の中には秘密のトンネルもある。 まるで子どもたちの夢を形にしたみたいな秘密基地のほぼすべてが
市役所に何気なく貼られたステッカーに iRyota25 2016.08.27 3 1,509 0 何気ない一言が胸に刺さることがある。高名なコピーライターが捻り出した名コピーよりも真に迫ることがある。 ここは岩手県の沿岸南部、大船渡市役所1階のとある片隅。市民課の窓口が並ぶ入り口近くから、教育委員会みたいな専門部署へ歩いて行く途中のコーナー。関係者以外は
コンカツは三鉄で! 第2回「三鉄 列車コン」参加者募集中♪♪♪ yumenoshippo01 2016.06.24 4 2,320 0 いま三陸鉄道南リアス線沿線で話題沸騰! 第2回「三鉄 列車コン」。大好評だったNHK特集ドラマ「恋の三陸 列車コンで行こう!」の世界で繰り広げられる婚活列車の第二弾だ! 南リアス線沿線では、駅にもショッピングセンターにもお店にも、いたるところに真っ青な海のような列
人は生きる。だから未音崎湾望台はここにある iRyota25 2016.06.11 3 2,960 0 三陸鉄道三陸駅からクルマで5分。越喜来(おきらい)湾を見渡せる高台に、手作り感あふれる展望台を見つけた。ここは「未音崎(みねざき)湾望台」。 ことり集会所と名付けられた東屋には小鳥の巣箱。 天井からはビン玉が吊るされて、漁業のまち越喜来ならではの雰囲気。そし
息子へ。東北からの手紙(2016年6月10日)吉浜のおじさんとの5分間 iRyota25 2016.06.13 3 1,962 0 「お兄さん、どこから来たの?」岩手県大船渡市三陸町吉浜で碑文の写真を撮っていたら、軽トラックに乗ったおじさんから声を掛けられた。 静岡の伊豆と応えると、「伊豆かあ、なつかしいなあ。昔からの友達が伊東に住んでてな、何回か行ったことがあるよ。百メートルくらい走
【壊されゆくもの・つくられるもの】大船渡プラザホテル iRyota25 2016.06.19 1 5,371 0 解体が始まるとあっという間だ。1週間ほど前にはまだかつての面影が残されていたが、もはや外壁も一面を残すばかり。 復興の象徴でもあった明るい茶色のホテル 解体が進められている建物の名は、大船渡プラザホテル。震災前から大船渡市民に親しまれてきたが、2011年3月11日の
【遺構と記憶】東日本大震災で再び姿を現した吉浜の津波石 iRyota25 2016.06.13 1 3,359 0 その日、数時間前に堤防で 震災当時82歳だった柧木澤(はぬきざわ)正雄さんは、同年代の男性3人で、午後2時頃から3時頃まで海岸の防波堤を散歩するのが日課だった。2011年3月11日、その日に限って午前中に出かけると、2人のメンバーもその時間に来ていた。言い合わせた訳で
【東北のイベント】大船渡 つばきまつり [1/19~3/23] sKenji 2014.02.06 1 6,415 0 岩手県大船渡市で「三陸・大船渡 第17回つばきまつり」が開催されています。会場は、大船渡市総合交流ターミナル施設「世界の椿館・碁石」です。 三陸・大船渡 第17回つばきまつり開催のお知らせ | 大船渡市 「大船渡 つばきまつり」詳細情報 大船渡のつばきまつりは、2014年1
東北旅「夏」~絶景! 碁石海岸~ iRyota25 2013.08.16 4 2,475 0 大船渡の町中からクルマでほんの20分。 これぞリアス式海岸!な絶景が広がります。 国の名勝、天然記念物、日本の白砂青松100選、日本の渚百選、 日本の音風景100選、美しい日本の歩きたくなるみち500選など、 たくさんの「勲章」も納得の、すごい景色。 認定に向けて活動が続
東北、この一枚。(5)吉浜の津波遺構 iRyota25 2013.07.23 3 2,994 0 岩手県大船渡市の中心部から国道45号を北へ向かうと、釜石市との境界手前に吉浜という町がある。中華料理で珍重される乾鮑「キッピンアワビ」の産地として知られる町だ。ちなみにキッピンとは吉浜の中国読み。吉浜産の乾鮑は世界一の品質と高く評価されてきた。 吉浜の町には
海辺の地をゆく「大船渡市越喜来・崎浜」 2013年6月4日 iRyota25 2013.06.13 5 2,692 1 2013年6月4日(817日目)の岩手県大船渡市越喜来・崎浜漁港 大船渡の中心部からクルマで30分ほど。越喜来(おきらい)湾に面した崎浜は、三陸らしい漁師町。定置網によるサバやイカ、ホタテやワカメの養殖、さらに釣り船でも知られた港だった。 崎浜の防潮堤は壊されずに残っ
ガレキと呼ばないで(2013年6月4日・岩手県大船渡市越喜来) iRyota25 2013.06.13 2 2,606 0 岩手県大船渡市から国道45号を北上。三陸道路と呼ばれる自動車専用道路区間が終わって、坂を下ったあたりから海沿いへ。 地名は越喜来。「おきらい」と読む。吉浜村、越喜来村、綾里村が合併して気仙郡三陸町になった後、2001年に大船渡市に編入された海辺の町だ。 45号から海