待ちに待った養殖再開の門出の日、お金のことを尋ねると、漁師の木村さんはカッと笑った(2011年11月18日) iRyota25 2013.01.21 0 1,879 0 女川町の中心部から牡鹿半島を金華山に向けて車を走らせること15分ほど。風光明媚な五部浦湾の入り江でギンザケ養殖を営む漁師の木村茂さんに出会った。養殖を再開するためには大きな資金が必要だ。再開しても出荷するまで収入はない。それでも茂さんは言い切る。「自分の
世界の人々に伝えたい。 混乱の被災地に貼り出された「6枚の壁新聞」の意義(2012年2月16日) iRyota25 2013.01.21 0 2,452 0 石巻日日新聞が東日本大震災の翌日から6日間にわたって発行し続けた手書きの壁新聞は、海外のメディアからも注目され、震災直後の4月にはアメリカ・ワシントンDCの報道博物館「ニュージアム」に収蔵・展示されました。残りの現物も「震災を風化させない活動」の一環として
復興・再生・新生「2013年のことば」近江弘一さん iRyota25 2013.01.09 0 2,380 0 2013年は、しくみやソフトに投資していく年。 もちろん「変化する力」で。2012年はハードへ投資してきた。次はソフト。コバルトーレ女川もそう。地域が未来に向かって変化し続けていくために、 人にソフトに投資していく。 近江弘一さん(宮城県石巻市)石巻日日新聞社代表取
復興・再生・新生「2013年のことば」谷平安一さん iRyota25 2013.01.09 0 2,361 0 来年は本格的に放射能のないコメ作りを。 自分たちの活動や、つくるコメの安全性おいしさをお客さんに伝えていくことも課題になる。 谷平安一さん(福島県いわき市大久)農業 久之浜地区は海の町。西隣の大久地区は農業の豊かな実りに恵まれた山の町。おいしいお米の産地とし
東日本大震災・復興支援リポート tanoshimasan の記事一覧 tanoshimasan 2012.11.12 0 2,070 0 被災地を取材し、記事にしました。「被災者の想いを伝えること」もしくは「見たままをありのままに伝えること」を目標に作成しております。 岩手県に関する記事 田老町と防波堤 宮城県に関する記事 被災から1年8か月、気仙沼港亀山から見た景色(気仙沼大島) 田代島と空き家 福
東日本大震災・復興支援リポート 「路面冠水時通行注意」 iRyota25 2012.11.12 0 2,083 0 2012年10月24日の気仙沼 2012年10月24日の気仙沼。土地に水が上がるということ 気仙沼湾を囲む陸地の東側、県道218号線沿いにこんな看板があった。 「路面冠水時通行注意」。 まるで冠水することが当然みたいな注意喚起にドッキっとした。 土地に水が上がるということ 道が冠
東日本大震災・復興支援リポート 「津波から、そして津波火災から奇跡的に難を逃れた小学校」 iRyota25 2012.11.07 0 5,052 0 石巻市立門脇小学校(1/5) 石巻市の南、海から約800メートルに位置する門脇(かどのわき)小学校。明治6年5月に開校した歴史ある小学校(※注)は、津波とその後に発生した火災で大きな被害を受けました。 大地震直後、教室からグラウンドに避難した子どもたちは、教員の誘導
南三陸の町中に登場した「きりこ」 iRyota25 2012.11.06 0 2,184 0 復興への決意を記す南三陸のきりこボード 南三陸町の防災庁舎近くの街並み跡に、こんなボードが掲示されている。建物がなくなった土地で、元あったお店や住んでいた人の記憶と決意が、東の海の方に向かって表明されている。 南三陸に伝わる切り紙細工「きりこ」を模して作られ
東日本大震災・復興支援リポート 被災地・田老への小さな旅 iRyota25 2012.10.31 0 2,473 0 震災から1年半が経過した頃、岩手県宮古市田老地区へ行ってきました。世界一とまでいわれた防潮堤が巨大津波に乗り越えられ、目を覆うような被害を受けて約1年半。 廃墟が広がる町には、少しずつですが、未来に向けての動きが始まっているようです。地震災害・津波災害にどう
東日本大震災・復興支援リポート「震災の後、この子もさみしいのよ」 iRyota25 2012.10.30 0 2,133 0 「とまれ」のペイントの先にあるものは? 鮭が上る川にかかっていた代ノ下橋 2011年3月11日まで、ここには木の橋が掛かっていました。 何度も補修や解体修理を繰り返して守られてきた、味わい深い木の橋です。 重量制限が0.3トン、つまりたったの300キロという日本一軽い重量
東日本大震災・復興支援リポート「リュックに大切なものを詰めておけ」 iRyota25 2012.10.30 0 2,226 0 7回目の移動でようやく故郷へ 改修工事が続く小さな漁港で車を降りたら、原付バイクに乗ってやってきたおじいさんが、魚網の修繕をしていました。 田村さんというおじいさんは漁師をしています。津波では港の対岸の家をまるごと流され、自分の船は国道6号線まで持って行かれ、