食育を目的として始めた、貸し農園による家庭菜園。ジャガイモは失敗気味に終わりましたが、その他の野菜は順調に育っています。
中でもここまで比較的問題なく育っているように見えるのがサツマイモ。収穫してみないとわからないこともありますが、つる、葉は順調に伸びていますし、葉が枯れてしまうこともないので、植えてから追加で肥料を与える必要もありません。
昨年からの変更点
初めて植えた昨年から変えたこととしては、大きく3つあります。
1. 品種を変えた
昨年は2品種でしたが、今年は「安納芋」「紅はるか」「なると金時」の3品種を育てています。安納芋は新しい葉が紫色になるので最初は少し驚きますが、農園の先輩曰くこの色は元気に育っている証拠だとのこと。葉が育っていくうちに緑色に変化していきました。
「安納芋」「紅はるか」は俗に言うねっとり系。「なると金時」はホクホクした食感になります。品種によって若干難易度が異なりますが、育て方は特に変えていません。これが収穫に影響出るのか気になるところです。
2. 苗を追加した
サツマイモの苗は地域の種苗店、ホームセンターなどで切り苗を購入しています。茎と葉がある程度育った状態の苗を1~10本単位で販売しているケースが多いのですが、例えば20本で1,000円。意外と結構いい値段します。我が家にとって20本でも十分ですが、さらに収穫量を増やすことはできるのだろうか。
そこで今回試しているのが、先行して育てている株からつる、葉の一部を切り取って、それを苗として別の場所へ植え付けるという方法。最初に植えた安納芋の苗が活着して、ある程度生い茂るまでは1ヶ月半程度。そこから新たに植え付けて育て始めるので芋掘りを二度楽しめるというわけです。
ただ、種いもから出来た苗を新たに作ったのではなく、あくまでも苗の一部を切り取って移植しただけです。
実際に植え付けてから少し活着まで時間がかかりましたが、ちょうど梅雨の時期だったのほぼ放置で無事苗が育ちました。
何よりもこのような移植方法で収穫を見込めるのだろうか。あと2ヶ月半程度したら試し堀りしてみたいと思います。
3. シェア型農園ならではの対策を始めた
サツマイモは葉が生い茂ってあまりにも放っておくと収拾がつかなくなってしまい、写真の通りのありさまです。
写っている葉の左側に伸びている別の茎がありますが、これはオクラ。もともとオクラの列だったのですが、もはやそれがわからないほどサツマイモのつるが迫ってきているのです。
所有している畑なら気にすることないですが、ここは広い敷地を様々な人で分け合うシェア型の貸し農園。対策をしないとお隣さんの畑まで伸びていってしまいます。
このような問題もあって、今回から簡易的な柵を作りました。柵の支柱は最近教わったスチール素材のパイプ。
材料はパイプ、ジョイント、防風ネット(4mm角目)のみ。若干パイプの高さが足りず葉が一部の葉がはみ出してしまったのは反省点ですが、サツマイモに限らず、スイカ、南瓜、地這いキュウリなどにも使えるので、活躍の場を広げられそうです。
最終更新: