わが家の息子(12歳)はASD(自閉症スペクトラム)です。
今では使いませんがより分かりやすくということで、心理療法士の先生は「アスペルガー」という言葉で息子を表現されていました。
今回は卒業のお話です。
小学校卒業
小学校の6年間は本当に思い出深かったです。
このアスペ君シリーズも息子が小2の時から書いています。
いろいろな先生にお世話になり、お友達の理解を得てなんとか無事に卒業を迎えました。
ということで、お友達や先生と写真を取り、お世話になった先生へお礼参り。
・他校に転任した心許せる通級の先生
・保育園で多大なお世話になった担任の先生
息子を認めてくれて成長を促してくれた先生方には本当に感謝の気持でいっぱいです。
皆さんに暖かい声をかけてもらい、写真を撮って息子感動!!
卒業式は彼にとって胸いっぱいになる一日のようでした。
サッカースクール卒業
ついに約7年のサッカースクールの卒業です。
もうこの7年間は色々ありました。
6年生になってからは大分楽しんでいるようでしたが、相変わらず自主練はせず。。。
リフティングも4回から成長していません。。。
でも最後までやりきった感は持ったようです。
卒業のコーチの挨拶を聞きながらこっそり泣いてました。
またまた感動した息子はコーチの元へ行き
息子「中学でもサッカー部入ります!!」
私(ぎょっ!!!)
コーチ「今すぐに決めないで、自分のやりたいことをじっくり考えて全力でやっていけばいい!!」
私(コーチナイスフォロー!!)
自宅に戻った息子「父さん!僕、中学でもサッカー部はいるよ!」
私(コーチの話を思い出して!!!じっくり考えて!!!)
夫「そうか。。。」
こんなやり取りもあり、大変感動的な一夜になりました。
今の息子というと、「サッカー部か卓球部を検討中」とのことでした。コーチの言葉が届いたようです。
勝ちたいという気持ちの強い仲間たちの中で、勝ちにそこまでこだわらない息子はちょっと異質な存在だったかもしれませんが、なんとか卒業を迎えられたのはコーチや仲間のおかげだと思っています。
少しでもいいプレーをすると声をかけてくれたコーチたち。
息子にパスを出してくれる仲間たち。
このチームでプレーできてよかったと思います。
まとめ
特性によって困ることもあるし向いていないことをやらなければいけない時もありました。
小学校の6年間は上手く行かないことが多かったと言ってもいいかもしれませんが、彼自身の頑張りと、周りの人たちのフォローによってなんとか前を向いてここまで来ることができたことに、親としてとても嬉しく思います。
周りと違っても彼を排除せずに、彼のスペースを開けて来るのを待っていてくれる。
多くの人がこうやって彼を支えてくれました。
感謝しかありません!!
これから中学生です。
中学生ならではの新たなお困りごとも沢山出てくるとは思いますが、ひとりじゃないことを心に留めて過ごしてほしいです!!
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