貸し農園で始める野菜作り(2)

orangeoor18

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2 なるほど
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前回の記事で種まきの様子をお伝えしました。苗の生育を期待しながら、畑作りもそろそろ始めたいところ。なんせ初めてのことばかりですので、欲張らず少しずつ進めていければと思います。

 貸し農園で始める野菜作り by orangeoor18
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まずは必要なものを調達

家庭菜園の大先輩である妻の祖父母の家へ行った際、必要なものをおすそ分けしてもらえることに。まず鍬です。土を掘り起こすための必需品になります。もう使っていない分の1本をいただき、もう1本はホームセンターで購入。

また、起こした土と混ぜ合わせる苦土石灰。酸度の高い土に炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムで構成される苦土石灰を混ぜることで苗が好む土(中性~弱アルカリ性)へと調整する効果が期待できます。土の性質にもよりますが、1㎡に対して100~300g程度が必要。取り敢えず1袋(20L)を調達しました。

さらに調整できた土に栄養を加えるために必要なのが堆肥。水捌けの改善効果もあるということでこちらも畑作りには欠かせない要素です。

堆肥と言っても色々あるのだそう。樹木の皮による土壌改良を目的としたバーク堆肥と呼ばれるもの、家畜動物のふんを原料とする堆肥、籾殻をベースにした堆肥などホームセンターにいけば多数あって迷うほどです。

そんな中、祖父母が使っているのは地元・沼津にある武井牧場で飼われている牛から出たものを原料とする堆肥。武井牧場といえば、プリンやソフトクリームなどを販売している直売店に行ったことはあったのですが、堆肥も売っているとは初耳です。

堆肥も地元産にこだわるのは資源の循環という意味で環境に優しく、さらにはその土地に馴染みやすいこともある?実際とうなのかはわかりませんが、祖父母こだわりの地元産の堆肥を使うことにします。

そして、初心者向けとされているじゃがいもの種芋を植える時に必要な自家製の灰。(祖父母の家はお風呂の水を薪で沸かしているので灰がたくさんあるのです。)種芋を半分に切って断面が土につくようにするのですが、灰を断面につけることによって殺菌作用があり、水分を減らすことでの腐敗予防にもなるそうです。

あわせて土壌の温度調整、乾燥防止効果があるとのことで敷き藁もいただくことに。

これらを調達したあと、ホームセンターで土を最後に整えるためのレーキとバーク堆肥を購入。

ひとまずこれで畑作りが出来そうです。

畑を耕す

最初に借りている区画の半分を目標に土を起こしていきます。様々な考え方があるようですが、30cm~40cmぐらいでしょうか。

なるべく深く掘って埋まっている石やゴミを取り除きながら、作業を続けていきました。

起こした後は苦土石灰、バーク堆肥の順に土と混ぜます。偏りがないようにまんべんなく行き渡るようにそれぞれ散布します。

いい感じに混ざったところで本日はここまで。ここから畝をつくり、苦土石灰が溶けるまで2週間ほど待ちます。種まき、苗の植え付けのタイミングで堆肥と化成肥料を種や苗を挟むように散布していくのが祖父母流のやり方。まずはこの方法で試してみることにします。

最終更新:

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  • B

    baikinman

    > 祖父母の家はお風呂の水を薪で沸かしている
    素敵ですね~。
    便利なら良いってわけじゃないよなぁ。。。