手持ちのラーメン写真を使ってGoogle画像検索をしたらどんな結果が返ってくるかを検証してきた「Googleラーメン」も今回がことし最後になりました。
いろんなラーメン写真を使ってきましたが、個人的に2019年最大のトピックスは
「家系ラーメンの写真でGoogle画像検索をすると『韓国海苔』という結果が返ってくる」
ということでした。
沼津家さん
じぇんとる麺さん(伊東市に移転)
のラーメンを見せたところ、何のためらいもなく「韓国海苔」という答えを導いてきたGoogle先生。
壱角家さん
そして看板に「横浜家系ラーメン」と謳ってはいるものの、”吉村家を源流とする家系ラーメンとは一線を画すものとみなされている”らしい一大チェーンのラーメンに関しては「韓国海苔」という結果を返してこなかったGoogle先生なのでした。
本当は「一緒に帰ろう」と言いたいけど「あっちいけよ」とつい言ってしまうように「家系ラーメン」って言いたいけどつい「韓国海苔」と言ってしまう…ひょっとしたらGoogle先生は不器用なだけで、むしろ「家系を見極められるのではないか」と思わせるブレのなさ。一刻も早く次なる家系ラーメンの写真で試したいところです。
捲り家さん
ということで先日訪れたのがこちら、三島市にある「捲り家」さんです。
店名の「捲り(まくり)」は、店主さんが元競輪選手だったことに由来するそうです。清潔感あふれる店に入ると、元プロアスリートだけあってものすごく元気な声で迎えてくれます。
こちらがラーメンの写真です。
生のキャベツがトッピングされているところを見ると、じぇんとる麺さんと同じ吉田家さんの流れをくむお店なのでしょうか。
肝心の海苔もいますね。それではGoogleラーメンを実行してみましょう!
動かざること山のごとし
そうだよ韓国海苔だよ!
むしろ「待ってました」と思ってしまう筆者はGoogle先生の手のひらで転がされているだけなのでしょうか(ラーメン自体はとてもおいしかったです)。
韓国海苔の快進撃がどこまで続くか興味は尽きませんが、筆者が足を運べる家系のお店はもう限られています。2020年は東京オリンピック・パラリンピックにふさわしいテーマでGoogleラーメンを楽しんでいけたらいいなと思います。
それではまた来年もお付き合いください(*^-^*)
最終更新:
iekei
個人的なことですが、私は家系ラーメンが大好きで本IDにもしております。
大変興味深く拝見しました。
世界一と言われる Google の画像アーカイブから総力を上げて学習させた結果が、家系ラーメン --> 韓国海苔であるのなら、きっとなにかの部分で韓国海苔なのだと思います。
私も家系ラーメンを頼んで焼き海苔が載っていなかったら、家系ラーメンを食べたと認識しないかもしれません。
焼き海苔ではなく韓国のりというのも味わい深いです。
家系の海苔は決して韓国海苔ではないので、Google が学習したデータに海苔の偏りがあるのかと想像しました。
今後も楽しみにしております。
monomoney
コメントありがとうございます。わたしにとって家系のトッピングといえばほうれん草のイメージが強いのですが、Googleさん的には「意地でも海苔(でも韓国海苔だと思っている)」ということでしょうか。こうなると本流の家系でいつ「韓国海苔に非ず」と判定される時が来るのか、気が気ではありません(^_^;)