Googleラーメン・2019年10月

monomoney

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手持ちのラーメン写真を使ってGoogle画像検索をするとどんな結果を返してくるかというこのシリーズ。暑い夏を避けて久しぶりの更新です。

このシリーズにおいて直近の話題と言えば

「家系のラーメン写真でGoogle画像検索をすると『韓国海苔』という結果を返してくる」

というものでした。そこで、ここ何年かですごく増えてきた「横浜家系ラーメン 壱角家」というお店に行ってみました。使用する写真はこちらです。

家系系

こちらは「味玉ラーメン」です。個人的にはうずらのたまごは要らないな…と思いつつ眺めてみると、スープがいままで経験した家系より白っぽい気がします。

でもほうれん草と、期待の海苔はセオリーどおり。さあ、どんな検索結果になるでしょうか。

「沖縄そば」と判定されました。まあ、沖縄そばはこういう黒いどんぶりのところも多いし、同じくらいの太麺ですから似ているかも知れませんね。

ちょっと調べてみるとこの壱角家さんは大きな会社が大々的に運営しているチェーン店で、全国にすごい勢いで出店を続けています。

なので、どうも吉村家を源流とする家系ラーメンとは一線を画すものとみなされているようですね。個人的にはスープもいままで食べてきた家系よりクリーミーだなと感じたので、勝手に「家系系」と名付けました。

わたしのミスで海苔が半分しか写っていないのが「韓国海苔」を導き出せなかった敗因(何が勝ちで何が負けなんだか)ですかね…また別の家系ラーメンで検索を試す楽しみが残りました。

第2形態

次からは「前にGoogleラーメンを試したお店の『別の写真』で検索をしてみよう」という試みです。

ひとつめはこちら。

できたばかりの「ららぽーと沼津」に一風堂が入ったので行ってきました。本当は期間限定で出店している湯河原の名店「飯田商店」が目当てだったのに、死ぬほど長い行列ができていて「待ってたら死ぬな」と思ったので。

こちらは「RAMEN EXPRESS 博多一風堂」というフードコート業態。つまりスープなどを店舗で仕込むのではない「セントラルキッチン」方式なのでしょうが、わたしみたいなもんに味の違いはわかりませんし、ラーメンの見た目的にはさほど変わらないでしょう。

注文したのは2月に「Noodle soup(ヌードルスープ)」と判定された「赤丸新味」。さあ今回の写真ではどんな検索結果が出るでしょうか?

副食…?

まあ「主食」と対になる言葉なんでしょうけれど、聞いたことないというか考えたことがないです。アメリカ人?のGoogle先生にとってフードコートで食べる赤丸新味はサラダ感覚なのかな!

Google先生、ますます雑になる

次は三島市の名店「鈴福」さんです。ものすごく久しぶりに行ったので前回検索に使った写真と月日が大きく離れていますが、とうぜん同一のお店ですし、老舗のラーメンの仕上がりに揺らぎはありません。こちらです。

うまそうですねえ、前回「カレー」という検索結果が返ってきたこの「手打ちラーメン」は今回どう判定されるでしょうか。

魚介類!

この写真のどこが海の幸に見えるかわかりませんし、ずいぶん大きい括り方…そんで素材だし…なんかGoogle先生ますます雑になっている気がします。

筆者はこの鈴福さんでは必ず「手打ちと小ライス」を注文します。時代に逆行する糖質ON!です。つまり今回のラーメンの横には「小ライス」があったのでした。

ついでだ、この写真で検索してみましょう。

めし!

「カレーライス」でもなければ「魚介類ライス」でもなくてブレてる感があるし、だいたいこの写真で白い方に注目するGoogle先生に聞いてみたいです。「大事にしてることってなに?」と。

このシリーズを始めたきっかけは、熱海の「石川屋」さんと「わんたんや」さんのラーメン写真を使ってGoogle画像検索をしたら「店名まで特定できた」ことでした。

なのに最近の結果ときたら…Google画像検索は進化しているのか、停滞しているのか、後退しているのか、てか何をしてるのか。この先どこへ向かうのか、筆者は引き続き注目していきます。

最終更新:

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