パコデサンテツテン*電車の車内が写真ギャラリーに*

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早口言葉じゃありません。パコは伊豆半島を走る私鉄「伊豆箱根鉄道」の地元でのニックネーム。伊豆っパコのパコです。でサンテツは三鉄で岩手県を走る私鉄三陸鉄道。チャラッチャッチャッチャの「あまちゃん」に登場した三陸沿岸を走る私鉄です。

どういうことかと言うと、こういうこと。静岡県を走る私鉄の中吊り広告や窓上広告が三陸鉄道の写真にジャックされて、車内が写真展会場になってしまったのです。それにしてもパコの電車に乗ったら三鉄の写真がいっぱいだった時の驚き、分かります? ここはどこ? 伊豆なの、それとも岩手なの???

上の写真は去年の全線運行再開の時のものですね。藤原紀香さんや車両を寄付してもらったクウェートの方の姿が写っています。

この写真展電車は防災の日をきっかけに、乗客や地域の人たちに防災の意識を高めてもらおうと、三陸鉄道の協力を得て伊豆っパコがやっている企画なのだとか。

震災後のがれきが撤去された頃の田老駅の写真があると思えば、津波直後の写真があったり。自然災害に襲われた時、あまりに私たちが無力であること、そして同時に、そんな被害から三鉄が立ち上がり、こうしてはるか離れた静岡で復興を告げる写真展を開いているということ。それも走る電車のその中で! かなり迫ってくる震災写真展です。

写真展電車は伊豆箱根鉄道の駿豆線と大雄山線にそれぞれ1編成。1日10往復ほどしているので、運が良ければ出会えるかも。電車展示だけでなく、9月20日(日)には修善寺駅に「三陸鉄道写真展」電車を展示するほか、三陸鉄道物販会も開催されるとか。
以下、伊豆っパコからのリリースです。

防災の日特別企画『三陸鉄道 写真展電車』~あの震災を忘れない~

この写真展は、9月1日の防災の日に伴い、東海地震など、いつ大地震が発生しても不思議ではないとされる今日に、未曽有の大震災となった2011年3月11日に発生した東日本大震災から復興を遂げた三陸鉄道様のご協力を得て、防災に対する意識を高めていただくことと大震災を風化させないことを目的に開催しております。
大震災から復興を遂げた三陸鉄道の足跡をぜひご覧ください。

1.運行期間 
【駿豆線】 2015年8月29日(土)~2015年9月24日(木)
【大雄山線】2015年8月25日(火)~2015年9月28日(月)
2.運行本数 
【駿豆線】 1日あたり2~11往復
【大雄山線】1日あたり14~17往復
3.使用車両 
【駿豆線】 7502編成 中吊広告掲出箇所および壁面
【大雄山線】5502編成 中吊広告掲出箇所
※写真展開催電車には、ヘッドマークをつけて運行いたします。
4.展示写真枚数
【駿豆線】 約128枚
【大雄山線】約73枚

三陸鉄道 写真展電車運行のお知らせ |駿豆線・大雄山線

 三陸鉄道 写真展電車運行のお知らせ |駿豆線・大雄山線
www.izuhakone.co.jp  

防災の日特別企画『三陸鉄道 写真展電車』~あの震災を忘れない~

駿豆線では、現在開催中の「三陸鉄道写真展」電車展示会および三陸鉄道物販会を下記のとおり開催いたします。ご家族・ご友人お誘い合わせの上、皆さまのお越しをお待ちいたしております。

1.開催日時 
 2015年9月20日(日)10時から15時30分まで
2.開催場所 
 当日、写真展電車(7502編成)は駿豆線 修善寺駅5番線に留置
 いたします。
 物販会は駿豆線 修善寺駅構内にて行います。
3.物販会の内容
 三陸鉄道のグッズおよび三陸地方の名産品等

三陸鉄道 写真展電車展示会および物販会開催のお知らせ |駿豆線・大雄山線

 三陸鉄道 写真展電車展示会および物販会開催のお知らせ |駿豆線・大雄山線
www.izuhakone.co.jp  

三陸鉄道のホームページでもお知らせされています!

伊豆箱根鉄道株式会社(本社:静岡県三島市)では9月1日の防災の日企画として、特別企画「三陸鉄道写真展電車」~あの震災を忘れない~を運行中です。

電車内に三陸鉄道の震災から復興までの写真が掲示されます。
(1編成すべてが三陸鉄道写真展電車になります。)

■運行期間
【駿豆線(三島~修善寺)】
2015年8月28日(金)~2015年9月24日(木)
【大雄山線(小田原~大雄山)】
2015年8月25日(火)~2015年9月28日(月)

伊豆箱根鉄道「三陸鉄道写真展電車運行」のお知らせ | 三陸鉄道

 伊豆箱根鉄道「三陸鉄道写真展電車運行」のお知らせ | 三陸鉄道
www.sanrikutetsudou.com  

東日本大震災から4年半が経過して、だんだん記憶も意識も薄れていく中、東海地震などの大災害にそなえる気持ちを地域のみんなにアピールしたいと考えた伊豆っパコ。防災のための写真展を車内でやりたいという申し出に賛同して協力してくれた三陸鉄道。鉄道と鉄道のつながりにはジーンと熱くなるものがあるのです。

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