今日、夏の甲子園代表校を決める静岡県大会の組み合わせ抽選会が開かれました。
これほど楽しみな抽選会は過去にあったかなって思うくらい数日前からワクワクしていました^^

まずは組み合わせから。。。

まずはシードの位置決めから。静高のキャプテン安本くん、見事1番くじ！
そして各学校のキャプテンによるくじ引きが始まりました。

途中、何回か歓声があがったり会場がどよめいたりしていましたね。
そしてもっとも会場が盛り上がったのが日大三島のキャプテン勝又くんがくじを引いたときでした。

なんとなんと2番！これはびっくりしました。

初戦を浜松開誠館を倒したらいきなり静高と対戦です！

日大三島のくじ引きの順番はかなり後の方でした。残りが10個くらいしかない中、ずっと2番が残っていたので（3番も残っていたかな。。。）もしやと思っていたのですが^^
これはおもしろくなりましたね～。誰もが一番見たいカードが最初から見られる可能性が。う～ん、幸せを感じますね^^

日大三島としては静高に挑戦するには、まず初戦の浜松開誠館に全力で勝ちにいかなければいけません。

日大三島のキャプテンの勝又くんは
『2度負けているけど、3度目の正直。早くやりたかったので、いい意味で理想通り』と言っていました。

そうなんです。私はこの抽選会で一番いいくじを引けたのは日大三島だと思っています。

甲子園に行くなら静高は絶対に避けては通れない相手です。
勢いづいてからの静高を倒すのははっきり言ってしまえば難しいでしょう。

もしも、日大が静高を破ることがあるとしたら静高の夏初戦となるここしかないと思っていました。
もしかしたら、静高の指揮官もこういう形は避けたかったのではないでしょうか。私が指揮官だったら少しやりづらいですね^^

そして日大三島がもし勝つとしたら1-0のようなロースコアしかないかもしれません。
もし今、日大三島のナインがこの抽選結果を知ってがっかりしているとしたら勝負はついてしまっていますけどね。。。

千載一遇のチャンスがまわってきたと捉えていたとしたら、もしかしたらがあるかもしれませんが。。。

他には第3シード藤枝明誠の小山に常葉菊川が入りました。このブロックには掛川西もいます。藤枝明誠のブロックは激戦が予想される厳しいブロックになりました。
そして第2シードの東海静岡翔洋。こちらも初戦から飛龍と富士市立の勝者とぶつかります。ここも何かありそうです。

そして注目している選手は駿河総合の杉山一樹くん。
4月に行われた県大会の三島北戦では長身から投げ下ろすストレートのスピードに驚きました。変化球は練習のときのみで試合ではまったくと言っていいほど投げていませんでした。変化球を覚えたらおもしろいななんて思っていたら、変化球の精度があがったようなことを言っていたので楽しみですね。駿河総合が台風の目になるかもしれません。

正直なところ今年の夏は絶対的な強さの静高で決まりなんじゃないかと思っていました。それが日大三島が2番くじを引いたことによって少し日大三島にもチャンスがまわってきたと思っています。

今日の昼前にやっていたテレビ番組『夏の主役2015～王者・静高そして挑む者たち』では静高の技術面以外の強さの秘訣を見ることができた気がします。
キャプテンの安本くんは勝って当たり前になりつつあるチームを引っ張っていくのは相当なプレッシャーだと思います。試合でも主軸を打ち、周りもしっかり見ることができています。さすがですね。とにかく静高は試合でも、ベンチの中を見ていてもチームワークのよさが伝わってきます。

強すぎる静高が『やっぱり強かった』で終わるのか、楽しみですね。

静岡県で1番強いチームと静岡県で1番速いピッチャーの対戦は誰もが見たいところ！
甲子園出場ではなく、甲子園で勝つことが目標の静高、飛び抜けた存在であることは間違いありません。静高があまりにも強すぎるため、話が『もしも』ばっかりになってしまいました^^;

それでも一発勝負の高校野球、何が起きても不思議じゃないですね。

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