【復興】という言葉を使ったり聞いたりしますが、復興という言葉の意味を考えた事がありますか?
「いったん衰えたものが、再びもとの盛んな状態に返ること。また、盛んにすること。」といった意味で使用する事が多いかと思います。
でも、それって復興ですか?復旧の延長に過ぎませんか?
本当の復興って、「以前の状態に戻る事ではなく、以前よりもより良い状態に戻すこと。」ではないでしょうか。
でも、一度失ったものを取り返すことはできないので「戻す」という言葉は、正しい表現ではないのかもしれません。
阪神淡路大震災から20年
阪神淡路大震災から20年が経ちました。
もう20年。だけどまだ20年。
この月日に何を経験しましたか?何を感じてきましたか?
被災した地域でも、震災以前のように道路や建物も使用できていて、不自由ない生活ができています。何も知らない状況で訪れると、この地で震災が起きたんだという事実に気がつかないかもしれません。
きっと、ほとんどの人が復興したと感じているのでしょう。
でもそれは周りの見解であって、20年経った今でも復興していないと思っている被災者もいます。
ここまでやったから復興終了。なんて言えるものではないでしょう。
東日本大震災から4年、いまだ復旧にすぎない現状。
震災直後は、何もしていなくても情報が耳に飛び込んできましたが今はどうですか?
自分が支援した募金の行方は?
そんなことを考えていると「復興」は容易なものではないという現実を突きつけられます。
できることをしていこう!
大きなことなんてできません。世の中を一気に変えられるほどの力も持っていません。
でも、できることってあるはずです。
人の数だけ答えがあるでしょう。何が正しくて、何が間違いなのかなんてものでもありません。
自分が感じたことに向き合って、素直に行動しましょう!
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