死について考える

saburouta

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テレビをつけると安楽死について特集をやっていた。

アメリカで2人の女性が脳腫瘍を患い、医師は2人に余命を宣告した。

ブリタニー・メイナードさんは結婚してわずか1年、幸せ絶頂のときに脳腫瘍で余命半年と宣告された。ブリタニーさんはカリフォルニア州在住だったが同州では尊厳死が認められていないため、尊厳死が認められているオレゴン州に家族で引越しをした。

そして11月1日に尊厳死するとネット上で予告をしました。彼女は「自殺願望があるわけではない。死にたくない」と言っていました。そして「私が死んだあと、私の選択した道を誇らしく思ってほしい」とも言いました。そして夫の誕生日の2日後の11月1日に医師から処方されていた薬を服薬。彼女は「愛する家族、友人、世界のみなさん、さようなら」という言葉を残してこの世を去りました。29歳でした。

一方、ローレン・ヒルさんは頭部の腫瘍は手術ができない場所で医師からは余命2カ月と宣告されました。19歳です。

彼女は大好きなバスケットボールを最後の最後まで続けることを選択しました。

そしてコートに立つ彼女の姿をみたいという両親の願いから、NCAAは大会の開催を2週間早め、さらに2000人収容の会場から、1万人以上収容できる会場へと変更しました。彼女は麻痺が進行している身体でコートに立ち、4得点をあげる活躍。その姿は全米中に生中継され感動に包まれました。

彼女は「最後の試合だなんて言わないで。私の最初の試合なんだから。」そして「今がいちばん幸せ」と言っていた。

同時期に起きた2つの正反対の生き方がネット上で話題になっています。
特にブリタニーさんが選んだ尊厳死は賛否両論、さまざまな意見が出ています。

街頭インタビューでは、生まれてきたのも自分の意思ではないので、死も自分の意思で決めてはいけないと言った人がいた。なんとなくだが、そうなのかもしれないなと一瞬思った。

少し前の自分なら、なぜ自ら命を絶つ。生きててこそじゃないか。死んでしまったら何もならないじゃないかと思っていただろう。

でも今はブリタニーさんが選んだ尊厳死も否定することはできない。

ただひとつ言えることは、
『余命を宣告されたことのない私たちは、余命を宣告された人がどれほど辛く悲しい気持ちになるか知ることはできない』ということ。

今、日本は安楽死が認められていない。
この先、安楽死という選択肢ができて、もしも愛する人がこのような状況になってしまったとき、そのときに本人が尊厳死(安楽死)を望んだら、、、

自分はどうするのだろうか、本人の意思を尊重してあげられるのか。受け入れることができるだろうか。あまりにも重すぎて今はとても考えられない。

この先、少しずつでも考えていけたらいいと思う。
そして自ら死を選択しなくてはならない状況がこの世からなくなればいいと願う。

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