2014年2月18日 今日の東電プレスリリース

iRyota25

公開:

1 なるほど
1,448 VIEW
0 コメント

2014年2月18日に公表された「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」をチェックします。

 東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響について|東京電力
www.tepco.co.jp  

「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」の一覧ページ。過去の「日報」との比較に使えます。

1号機(平成24年4月19日廃止)

新規事項の記載なし。

◆1号機
・復水貯蔵タンク(CST)を水源とする淡水を原子炉へ注水中
・原子炉および原子炉格納容器へ窒素封入中
・原子炉格納容器ガス管理システム運転中
・使用済燃料プール循環冷却系運転中

2号機(平成24年4月19日廃止)

1号機の4項目に加え、新規項目として、2号機タービン建屋から3号機タービン建屋への高濃度滞留水の移送について記載。

・2号機タービン建屋→3号機タービン建屋へ高濃度滞留水を移送実施(平成26年2月10日午前10時~平成26年2月18日午前9時28分)

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力

前日の表記からの変更点は、「平成26年2月10日午前10時~」以降が追記されたことです。平成26年2月18日午前9時28分で高濃度滞留水移送を停止したということらしい。理由等についての説明はありません。

★ 炉心冷却のスプレイ系を0にし、冷却水の全量を注水系に切り替えた件についての続報はありません。

スプレイ系0で問題ないとすれば、スプレイ系で冷却してきた圧力容器の少なくとも上部には、冷却を必要とする熱源となる物質が存在しない確率が高いと考えられます。

3号機~6号機

新規事項なし。

◆3号機
1号機の4項目に加えて、
・3号機タービン建屋→集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)へ高濃度滞留水を移送中(平成26年1月24日午後2時37分~)

◆4号機
・原子炉内に燃料なし(使用済燃料プールに保管中)
・使用済燃料プールから共用プールへ燃料移動中
・使用済燃料プール循環冷却系運転中

◆5号機
・冷温停止中
・使用済燃料プール冷却浄化系運転中

◆6号機
・冷温停止中(燃料は全て使用済燃料プールに保管中)
・使用済燃料プール冷却浄化系運転中

共用プール・水処理設備および貯蔵設備の状況

新規事項なし。

◆共用プール
・使用済燃料プール冷却浄化系運転中

◆水処理設備および貯蔵設備の状況
・セシウム吸着装置停止中
・第二セシウム吸着装置(サリー)運転中
・淡水化装置は水バランスをみて断続運転中
・多核種除去設備(ALPS)ホット試験中

H4エリアタンクおよび周辺排水路の状況

引き続きタンクの監視と、タンク周辺のサンプリングを実施していると記載。新規事項としてパトロール結果とサンプリング実績を示している。

<最新のパトロール結果>
平成26年2月17日のパトロールにおいて新たな高線量当量率箇所(β+γ線(70μm線量当量率))は確認されていない。また、堰床部に雨水が溜まった箇所については、雨水による遮へい効果により引き続き線量当量率は低い状態となっている。また、目視点検によりタンク全数に漏えい等がないこと(漏えい確認ができない堰内溜まり水内を除く)、汚染水タンク水位計による常時監視(警報監視)においても異常がないことを確認。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力

★ 2月16日に採取したサンプリング結果にトリチウム(半減期約12年)の結果を追記。数値に有意な上昇が確認される。

※H4エリアIグループNo.5タンクからの漏えいを受け、福島第一南放水口付近、福島第一構内排水路、H4エリアタンク周辺および地下水バイパス揚水井No.5~12のサンプリングを継続実施中。

<最新のサンプリング実績>
H4エリアタンク周辺のE-1のトリチウムの値(2月16日採取:170,000Bq/L)において、これまでの当該箇所における最高値以下ではあるが、前回の測定結果(2月15日採取:33,000Bq/L)と比較して有意な上昇が確認された。また、E-3のトリチウムの値(2月16日採取:250Bq/L)は、前回の測定結果(2月15日採取:1,900Bq/L)と比較して低下。変動の原因としては、2月15日の降雨による影響と考えている。
その他の分析結果については、前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力

 福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける 水漏れに関するサンプリング結果 (H4エリア周辺)
www.tepco.co.jp  

16日採取のサンプリング結果に、トリチウムの数値が追加で公開。E-1、E-5の結果に注目。

1~4号機タービン建屋東側の状況

地下水のくみ上げとサンプリングによる監視が行われる海に面したエリアでは、新規事項として最新のサンプリングについて記載。

<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力

地下貯水槽の状況

新規事項としてサンプリング実績を記載。

<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力

 福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成26年2月18日
www.tepco.co.jp  

以上、「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」平成26年2月18日分の変更箇所についてピックアップしました。
構成●井上良太

最終更新:

コメント(0

あなたもコメントしてみませんか?

すでにアカウントをお持ちの方はログイン