サッカーの魅力を語る上で欠かせないアイテムの1つとしてユニフォームの存在が挙げられます。特に世界各国の代表チームのユニフォームは、その国を特徴づける個性的なデザインが揃います。このシリーズでは日本代表の歴代のユニフォームを紹介したいと思います。
92-96年【ドーハモデル】コンセプトイメージ
世界まであと一歩及ばなかったアメリカW杯予選『ドーハの悲劇』があまりにも有名なモデル。adidas、PUMA、asicsの3社がローテーションで各年代代表のサプライヤーとなりました。日本サッカー協会のシンボルであるヤタガラスの羽をモチーフにしたデザインは、時代を超えて多くのファンが存在します。
ドーハモデルと言われる由来は93年秋のアメリカW杯予選、最後のロスタイム数十秒でイラクに同点弾を浴び、カズ、ラモス、中山らが灼熱の地・ドーハで崩れ去ったことにあります。このドーハモデルはその後2年半、ファルカン監督、加茂監督と3代に渡って着用されたことでも知られています。
現代表に復刻して欲しいモデル
2002年の『富士山モデル』に次いで、筆者が個人的に推しているのがこの『ドーハモデル』です。ヤタガラスの羽をイメージしたシャープな斜線模様がなんとも美しく、色鮮やかなブルーに生えます。カップ戦など、期間限定でも構わないので現代表のユニフォームに是非とも復刻して欲しいモデルです。
このモデルを着た本田圭佑、香川真司が代表のピッチで活躍する姿を想像するだけで胸が躍ります。2013年現在でも十分に通用する洗練されたデザインだと思います。
ヤタガラスのイメージを最も忠実に再現したモデル
日本代表の特徴的なプレースタイルとは何か?それは圧倒的なスピードと天才的な技術力、結束された組織力にあると思います。日本サッカー協会(JFA)のシンボルは日本の神話に登場するヤタガラスです。ヤタガラスは日の神=太陽をシンボル化したものです。
日本代表ユニフォームのエンブレムは3本足のカラスが翼を広げてサッカーボールをキープした姿です。これは“素早さ”と“力強さ”を表すものとして描かれています。『ドーハモデル』は日本のストロングポイントと、JFAのシンボルであるヤタガラスのイメージを巧みに取り入れた秀逸のデザインだと思います。
ジャージやバッタモンまでカッコいい!
このドーハモデルは日本代表が初めてオリジナルモデルをデザインした物です。ジャージまでもユニフォームと同じデザインに統一されている点がカッコいいです!これだけ特徴的なデザインを持つジャージは他に見たことがありません。
そして、ネットユーザーがふざけて作ったのか、それともバッタモンとして売られているのか・・・幻の赤いドーハモデルもイカしてます!何をどうやってもカッコよくなってしまうドーハモデル!これほど素晴らしいデザイン性を持つ代表ユニフォームって、、、ここ最近は見かけませんよね?
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