サッカーの魅力を語る上で欠かせないアイテムの1つとしてユニフォームの存在が挙げられます。特に世界各国の代表チームのユニフォームは、その国を特徴づける個性的なデザインが揃います。このシリーズでは日本代表の歴代のユニフォームを紹介したいと思います。
87年【袖ボーダーモデル】コンセプトイメージ
86年メキシコW杯予選に着用されたモデルです。袖に大胆に施されたボーダーが特徴的で、人気アニメ『キャプテン翼』のワールドユース編で大空翼が着用したことから人気の高いモデルです。
その後、88年ソウル五輪最終予選の中国戦の2試合で、この袖ボーダーモデルが復刻しました。広州でのアウェー戦で先勝し、メキシコ五輪以来20年ぶりの本大会出場に王手をかけましたが、雨の国立で完敗してピッチに崩れ落ちました。
袖ボーダーモデルといえばキャプテン翼!
1980年代、全国のサッカー少年に爆発的な人気を集めたアニメがキャプテン翼です。主人公の『大空翼』率いる南葛中学サッカー部が、宿敵である東邦学園の日向小次郎ら、全国に散らばるライバルとの激戦を描いた作品です。その大空翼がジュニアユース編で日本代表の選手として着用したユニフォームが、『袖ボーダーモデル』でした。
当時、小学生だった筆者はサッカーといえばキャプテン翼しか知りませんでした。日本代表のユニフォームもこの『袖ボーダーモデル』を見たのが初めてで、代表のユニフォームってメチャカッコいい!という衝撃を受けたことを覚えています。個人的には現在でも十分に通用する洗練されたデザインだと思います。
時代を越えて代表ユニを着用する大空翼!
キャプテン翼は1993年からワールドユース編として週刊少年ジャンプの連載に復活します。以後、『ROAD TO 2002編』や『GOLDEN-23編』など、年代別の日本代表に選出された大空翼は様々な代表ユニフォームを着用しています。
最近では『結束の1本線モデル』を着用した大空翼がソーシャルゲームに登場しました。カッコいいのですが、ネコに無理やり学生服を着せていた時代に近い違和感を少し覚えました。。。
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