現実離れした景色はまさに「美ら海」
1985年、それまで船でしか行けなかった瀬底島に橋が架かりました。以来、沖縄でも特に美しい海のある島として知れ渡り、今や沖縄本島観光の定番スポットにまでなっています。特に、同じく本部町内にある美ら海水族館が2002年に開館して以降、瀬底ファンの増加に拍車を掛けました。 日中を美ら海水族館で楽しむのなら、夕方こそ瀬底島に立ち寄ってほしいもの!一番人気の瀬底ビーチは西側に面しており、夕陽を眺めるにはこれ以上の場所はありません。沖縄の一日を楽しんだファミリーやカップルには、この夕陽がきっとじんわり疲れを癒してくれるはず。
見て綺麗なら泳いで綺麗なのも瀬底の海。周辺ではカヤックやバナナボートなどの水上ボートが楽しめるツアーも開催されており、沖合に出てシュノーケリングを楽しむのもたまりません。 また、瀬底島を語るうえでもうひとつ欠かせないものがあります。それは6月に旬を迎える島スイカ!!季節をひと足先取りとも言えるこのスイカを抱えて、瀬底の美ら海でスイカ割り!!なんて光景も瀬底島ではおなじみだとか。
瀬底島の見どころ
景色を楽しむ
瀬底大橋
本島とは橋で結ばれているため、車で渡ることができる瀬底島。昭和60年に開通した全長762mの橋です。とにかく、訪れた人々は「ここを渡る時の気持ちよさは格別!」と口を揃えま す。ほのかにアーチがかった瀬底大橋、前半は微妙に橋を登っていきます。この時は本当に青空まで続くんじゃないかと思えるほど。そして橋が下りに入るこ ろ、ゆっくりと島の緑が見え始めるのです。
瀬底ビーチ
島の西側に1kmと続く長いビーチが瀬底ビーチ。1kmもの間、そこには無垢できめ細やかな白砂しかありません。特に夏にはぜひ泳いでおきたいところ。透明度は沖縄県下でもトップクラスですので、透き通る海を泳ぐ熱帯魚たちにも期待できます。泳ぐことはもちろん、それ以外の季節にはのんびりと歩くこともおすすめ!波の音や鳥たちのさえずりまで楽しむことも可能で、夕方には水平線に沈む夕陽も見ものです。
大城御嶽
中世の頃の陶器片が見つかった城跡で出土品が多いことで知られています。きっとその当時から瀬底島の美しさが知られていたのでしょう。古くからの人々の営みが垣間見える場所です。
土帝君
中国古来の土地神・農神のこと。また、その礼拝施設。瀬底島の土帝君は18世紀中ごろに建てられました。周囲は木々に囲まれ、石垣を登った先にある拝所はしんとしていてどこか厳か。サンゴの石灰岩で建てられた本殿を含め、敷地は国の文化財に指定されており、県下では最大規模を誇ります。毎年旧暦の2月2日に、祭礼が行われます。
瀬底島の情報あれこれ
【名 称】瀬底島(せそこじま)
【所在地】
(地図)
【面 積】2.99㎢
【周 囲】
7.3km
遊 び
海水浴、シュノーケリング、ダイビング、ジェットスキー、パラセーリング、シーウォーカー、キャンプ、ゴルフ、ゴーカート、
食べる
スイカ、メロン、パッションフルーツ、アセロラ、パイナップル、もとぶ牛
郷土料理
沖縄そば、魚の煮つけ(ベラ、シマアジなど)、海ぶどう丼
変わりモノ
ピージャーオーラサイ(ヤギの決闘)
お土産に
常温結晶塩、ムンジュル笠(日笠・民芸品)
うた
瀬底ムンジュル
瀬底島へのアクセス
バスを利用する
那覇、名護より瀬底島まで
那覇バスターミナル~(1時間30分)~名護バスターミナル~(50分)~瀬底公民科前バス停
※ 系統番号65番、66番、76番。1日4往復
那覇、名護より渡久地で下車して瀬底島まで
那覇バスターミナル~(1時間30分)~名護バスターミナル~(45分)~渡久地バス停~(タクシーで3.5km)~瀬底島※ 系統番号65番、66番、70番、76番。1日40~47本
(島プロフ一覧)
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