【昨日のお言葉】東京地裁、南京事件意見広告で掲載申し立てを却下

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~ 昨日のお言葉 2012年7月10日 ~

東京地裁「契約が成立していたとは認められない」

“昨日のお言葉2012年5月12日「社論に合わない」”で伝えたお話の続報が入ってきました。◆訴えていた人たち

有識者団体「河村発言を支持し『南京』の真実を究明する国民運動」(代表・渡部昇一上智大名誉教授)◆訴えられた人

中日新聞社◆訴えの内容

意見広告の掲載などの仮処分を申し立て産経新聞≪地裁却下 南京事件・意見広告≫(2012年7月10日 8時05分)は以下のように伝えました。

東京地裁(伊丹恭裁判長)は9日、「契約が成立していたとは認められない」として却下する決定をした。
(中略)
意見広告は「私たちは河村たかし名古屋市長の『南京』発言を支持します!」などの見出しで、南京事件についてさまざまな見解があることを踏まえた上、議論が広がることを期待する内容。有識者団体(中略・団体名)が中日新聞社側から広告代理店を通じ「掲載の了解」を得たが、掲載直前に「社論に合わないので掲載できない」と通告されたとし、「社会的信用が失墜するなど深刻な被害が生じる」と主張していた。

5月12日の記事では、

同団体副代表で拓殖大学の藤岡信勝客員教授は、「中日新聞の社論とは南京事件の議論自体を否定することなのか」と話していると記事は伝えた。

この件については、片方の当事者の声しか聞こえてきません。5月12日の記事では、

中日新聞側は「先方が法的手続きを進めていると聞いているので現段階ではお答えできない」

と報じられています。中日新聞社側の突っ込んだコメントをぜひ聞きたいところです。

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