～ 昨日のお言葉 2012年5月14日 ～

「ローマ法王を訪問するときは問題になるのかしら？」

フランスのオランド次期大統領のパートナー、バレリー・トリルベレールさんに集まる注目を産経新聞≪ファーストレディは事実婚≫（2012年5月14日）が伝えた。

バレリーさんとオランド氏は正式な結婚をしていない「事実婚」。バレリーさんは、仏週刊誌パリ・マッチの記者で政治記者としてキャリアを積み、2006年ごろから交際を始めたという。

「事実婚」の相手が“ファーストレディー”になるのは第五共和制下で初めてという。ヨーロッパでは、3月に就任したドイツのガウク大統領も事実婚で、独芸能誌「ブンテ」が「われわれは（正式な婚姻関係を求める）考え方を変えるときかもしれない」と指摘していることも伝えた。

当のバレリーさんは事実婚について、「問題になるのかはわからない。ローマ法王を訪問するときは問題になるのかしら？」とフランス通信（AFP）に述べた上、「結婚の問題は私生活の一部よ」と語ったとか。

オランド氏の大統領就任後もバレリーさんはジャーナリストの仕事も続けていくとしている。

◇参考ページ：仏、異色ファーストレディー 次期大統領とは「事実婚」 記者辞めず（産経新聞 2012年5月14日）