自前のラーメン画像を使ったGoogle画像検索「Googleラーメン」は2月以来。お久しぶりです。
緊急事態宣言が解除されてからも外食は避けていましたが、席数を制限してあるお店、料理が出るまで待たされないお店、混雑しない時間帯、なおかつ換気がせいせいとできる天気のいい日を狙って素早く外食してきました。
久々の外食は迷わずラーメンです。
今回選んだお店は沼津市の「やくみや」さん。新横浜ラーメン博物館が主催した「第1回ラーメン登竜門」で優勝した沼津市の「あまからや」さん(当時はカレー屋さんだったと記憶しています)のスタッフだった方が起ち上げたお店だそうです。
最初は今と別の場所で開店した「やくみや」さんは、その「あまからや」さんがかつてあった場所に移転して現在に至ります(「あまからや」さんは伊豆市で「伊豆あまからや」さんとして復活しています)。
昼のピークをだいぶ過ぎてから行くと、テーブルを減らして密を避け、窓もせいせいと開いていました。その窓側の席に座ることができました。
焦がしネギの香りを求めて
たぶん10年ぶりのやくみやさんで今回注文したのは「こがしねぎ濃口醤油ラーメン」。わたしが東京のラーメン屋さんを食べ歩くきっかけになったお店のひとつ、渋谷の「喜楽」さんの焦がしネギ風味がやけに懐かしく、どうしてもあの系統の味が食べたくなったのです。
麺は中太麺をチョイスしてワンタンをトッピング。生意気ですみません。その画像がこちらです!
こんなビジュアルでこんな風味のラーメンが食べたかった!コクと食べ応えに大満足です。さてこの画像をGoogle先生は何の料理だと判定するでしょうか?
ONE ASIA
また「asian soups」か…。1月にご紹介した小田原系ラーメンの「右近」さんの時と同じ結果ですね。
東京オリンピックが延期になっちゃったもんだから、日本の食べ物分析に力を注ごうなんて気はさらさらないんでしょう。「ハイハイ、アジアの汁」ぐらいの感覚ですよきっと。
ラーメンの宅配が人気
飲食店の休業と外出自粛によって売り上げを伸ばしたのが人気店・有名店のラーメン・つけ麺を冷凍で宅配するサービス「宅麺.com」でした。
この宅麺に参加したいというラーメン店も急増しましたが宅麺側のキャパにも限界があり、参加の要望に応えられないことについてのお詫びとともに「ラーメン店に関係ありそうな支援や助成金」をまとめたものが掲載されていました。素晴らしい気づかいですね。
食という欠かせないもの
私たち消費者は例の10万円については知っていますが、ふだん親しんでいるラーメン屋さんが「どんな状況の時はどんな支援を受けられるのか」まではぜんぜん知りません。
お店を開けることができるようになったとはいえ、席数は制限しなければいけないし、これからの季節は「入口や窓を開けたままの冷房」が求められそうですから、光熱費がかさむでしょう。
換気しているぶん冷房の効きは弱いはず。暑い厨房でがんばるお店の方の健康も心配です。
新型コロナウイルスとは長い付き合いになるだろうと言われています。「新しい生活様式」の中で日本の経済がどう回ればいいのか。私たち消費者も真剣に考える時が来ているようです。
とはいえ1日も早く好きな時に好きなお店でラーメンが食べられますように!
最終更新:
iekei
沼津市の「あまからや」さんのスタッフだった方が起ち上げたお店が、沼津市の「やくみや」さんなのですか。
貴重な情報ありがとうございます。
私も今度足を運んで見たいとおもいます。
コロナ禍の影響は予想もしない範囲に広がっているという印象ですが、その中でかなりダメージを受けていると思われるのが「ラーメン屋」です。
弁当としてテイクアウトするのが難しい食品ですし、非常に心を痛めています。
monomoney
店頭でテイクアウト販売をしていたところもありましたが、「すべて冷凍」の宅麺と違ってスープの容器や食中毒対策などなかなか難しかったでしょうね…あまからやさんが復活しているのはわたしも知りませんでした。地図だととんでもない山奥に見えますけど実際はそうでもないので、ぜひ行ってみたいと思っています。