こちらの書籍は、ADHDと診断され薬も処方されている著者が、人生に絶望した発達障害者が生きていてもいいと思えるように書かれた、自己啓発書です。
著者は自己肯定感について、根拠はいらないと言っています。根拠のある自己肯定感は根拠が無くなれば消えてしまうからです。こちらの書籍は、無根拠な自己肯定感を手に入れる方法が書かれており、今まで自分に自信がなく、自己肯定感を高めることができなかった自分にとってプラスになりました。
多くの障害によって失敗を繰り返して自殺未遂までした著者の、そんな発達障害の自分でも「少しずつだけど発達しているみたいなんです。」という言葉に、発達障害の特性を持つ自分にも希望のようなものを感じました。
確かに、自分から見ると周りはものすごいスピードで簡単に成長しているように見えますが、周りと比べることなく、自分のペースでじっくりと成長していきたいと思います。
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