怒りの炎です

51mister

公開:

5 なるほど
1,142 VIEW
0 コメント

震災から6年が過ぎました。
震災で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。


タイトルが「怒りの炎」であるのは、震災に対してではありません。

復興が全く見えない地域があります。
原因は震災の被災ではありません。
原発事故の被災です。
震災と原発事故を一緒にしてはならない、別のことだと思っています。

発電設備が震災で使用不能になった東京電力は、震災においては被災者です。
しかし、原発事故に関していえば、間違いなく東京電力が加害者です。
安全だとして原発を推進してきた、いわゆる原子力村全体が加害者です。
原発を推進してきた政治家や政党、経済産業省もです。事故後も安全だと言い張っていた人たちもたくさんいました。

誰も責任を取っていない。
それどころか、やれ再稼働だの、他国への販売だの・・・
再稼働を認める判決を下す裁判官だって、将来加害者にならない自信はあるのだろうかと思います。

誰も責任取らないで済んでいるから、無責任に「安全」を口に出せるのでしょう。
今回の原発事故に対して、加害者意識を持っているのは、いったいこの国では、誰なのでしょうか?

そういえば、海外の原発事業の赤字や粉飾で、上場維持すら危ぶまれている名門企業がねあります。いっそのこと、その事業から撤退したらいかがでしょうか。他の事業部を切り売りしたりせずに。

廃炉の費用って???

事故処理には膨大な費用がかかります。
除染や汚染廃棄物の処理もそうですが、廃炉費用もです。
合理的な見積もりすらできないでいる状態です。
廃炉費用を積み立てて管理する基金をつくり、その基金の積み立て金は、電気料金に転嫁されることになりそうです。

今後電気を供給できなくなる設備のために、その費用を電気料金で払えということです。
新たに建設する発電設備であれば、設備の廃棄費用も含め電気の使用代として納得できますが、既に作られて、しかもほとんど稼働していない(電気を供給していない)設備の廃棄費用を利用者に負担させるというのは、どういう感覚なのかと、耳を疑ってしまいます。

電気料金への転嫁に怒っているわけではなく、こんなことが議論・検討される加害者意識のなさに怒っています。

「安全だと思って、発電コストも試算して事業をしたり許可を出していたけど、どうも思い通りに行かなかったので、何とかしてもらおう」
「だって今回は例外だから。なぜなら想定外だったから。でも他は大丈夫。想定内のことしか絶対に起きないから」
って、納得する国民いるのかな?

「我が国の経済成長、国際競争力を優先したがために、今になって大きな負の遺産を抱えてしまったことに気がつきました。国民の皆さん、助けてください」って、日本人の心には響くんだけど、言えないんだろうな、再稼働目指してるから。

電力自由化の一環で、『ご家庭でお使いになる電力を、水力発電、火力発電、風力発電、太陽光発電、バイオマス発電、原子力発電、その他の発電の中からお選びください(複数選択可)』という選択肢を与えたら国民の本意がわかるのではと思います。勿論発電方法により、料金体系は別(ただし、偽りのないコスト試算で料金設定し、原子力発電を選択しない家庭は、廃炉費用の積み立て金の転嫁はない)。

連日のミサイル発射を新たな脅威と言ったが

ミサイルに核弾頭が積まれていなくても、原発設備に打ち込まれたら、核ミサイルと同じです。

4発同時に原発設備に被弾したら、日本は壊滅状態です。
地震や津波に対する根拠が明らかではない安全性をとやかく言う前に、対ミサイルの安全性を備えない原発設備は、もはやミサイル発射国が核弾頭を切り離して仕込んだ標的と言い換えてもおかしくありません。

それとも、原発だけは絶対に狙われない理由でもあるのでしょうか。原爆を落とされた過去があるのに。

世界で唯一原爆を落とされた我が国だからこそ、原子力を持たないことが、国際社会の真のリーダーになっていくためには、不可欠なのではないでしょうか。

原発事故の責任追及の報道が少ない

これは、今日のテレビでの討論で語られていましたが、まさしくその通りだと思います。
この事象が官邸圧力のせいであれば、ミサイルを乱射し、VXガスで暗殺を実行している国と本質は変わらないと言えます。我が国も新たな脅威の段階でないことを願います。

メディアの報道は、まず、税金と受信料で運営していてスポンサーがいないNHKがもっと頑張らなければいけないと思いますが、Jリーグ放映権を失ったスカパーが、Jリーグ専門チャンネルの穴埋めに原発事故検証と責任追及の専門チャンネルとしたら、反響ありそうな気もしています。やらないだろうけど、真面目に大いに期待したい。

最終更新:

コメント(0

あなたもコメントしてみませんか?

すでにアカウントをお持ちの方はログイン