おい日大!

51mister

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みんな怒っている

勿論、日大のでアメフト部の危険タックル問題のことであるが、その一連の対応について、関西学院の関係者だけでなく日大の卒業生全員が怒っていると言いたい。

選手の単独謝罪会見ってなんだ。
その選手の発言を否定するような監督、コーチの会見はなんなんだ。
監督は辞任するが、常務理事の職については別問題とは一体なんだ。
あのバカげた態度の司会者はなんだ。

「日大のブランドは落ちません」だと!
あの一言を発した瞬間に、大学のブランドのみならず、卒業生の誇りとプライド、在校生の夢や希望を奈落の底に突き落としたことがわからないのか!

大学の体質なんかじゃない

日大の野球部が、相手の選手にわざと危険球を投げたりはしないし、駅伝部が他校の選手に足を引っかけたりもしない。

輝く伝統 母校のために
栄誉担いて 今開く
花の精鋭 日大健児
フェアプレイ日大
フェアプレイ日大
立て 打て 勝て
勝利微笑む 花の日大

輝く太陽 燃え立つ意気に
紅染めて 咲き誇る
花の精鋭 日大健児
フェアプレイ日大
フェアプレイ日大
立て 打て 勝て
勝利微笑む 花の日大

輝く瞳に みなぎる闘志
あたりはらいて 咲き競う
花の精鋭 日大健児
フェアプレイ日大
フェアプレイ日大
立て 打て 勝て
勝利微笑む 花の日大

日本大學應援歌 / 花の精鋭

この応援歌の後押しを受け、大学や系列の附属高校の運動部員は戦っている。この応援に恥じない「フェアプレイ精神」を持ち合わせていると信じて疑わない。
それでは何故、アメフトの試合において、しかも試合開始直後の1プレイ目で、あのような行為が行われてしまったのか。
選手が勝手にやった・・・?
その選手が退場になったあとに泣いていた?
そんなことを勝手にやるような選手が、泣いたりなんかするだろうか。
あれはまさしく太平洋戦争末期の「特攻隊」のようではないか。
「特攻隊員」は、志願という形に追い込まれて、命令に従わざるを得なかった。お国のためにとの重い言葉で。特攻隊員の上官には、部下を出撃をさせたあとに、自らの命を断った上官もいたと聞く。
そうだろう、そういうものだろう、上官や指導者は。そうでなければ、ついていけないし、命などかけられない。
今回の件は、部活外の学生の私生活で起きたことではない。にもかかわらず、指導者のあの会見での発言は、指導者としても、大学の理事としても、到底受け入れられるものではない。
決して「監督は辞任するが、常務理事の職については別問題」ではないのだ。

危機管理学部がありながら

そりゃ言われるよ。
今回の一連の対応は、リスクマネジメントの初動としては、あまりにも稚拙な対応であるし、しかも極めつけは、あの司会者の態度。
18年前に集団食中毒事件で、記者を敵に回した雪印乳業の記者会見と重なる。しかもその後雪印乳業は存続できなかった。
同じような轍を踏むということは、危機管理学部の教授のアドバイスなどを一切受けていないのだろう。教授会と理事会が連携できない体制が垣間見えた瞬間でもある。もし、危機管理学部の教授のアドバイスがあってのあの対応だとしたら、この学部は廃止した方が学生のためにも良いくらいのありえない対応だった。

上から目線と言われた司会者の対応は、広報部長だからこそだ。広報部は、普段は大学のイメージアップにつながる情報発信の部署であり、しかも今の日大は、驚くほどにその広告を目にする機会が多い。プロ野球中継を見ていれば、必ず「日本大学」の看板を目にする。それだけ広告予算を使っているということで、メディアに対しても大口の広告主として、チヤホヤされる部署の最高責任者が広報部長であるから、ああいう勘違いした横柄な態度が、染みついてしまっているのだ。

一般企業の不祥事等においても、広報部が情報発信で失態を招くケースは非常に多く、根本的な原はほぼ一緒であろう。だからこそこういう時のために、危機管理の専門部署が必要であり、こうした会見の司会者は、危機管理室でなければならないのはもはや常識なのだが、それができていないから「危機管理学部がありながら」と言われてしまうし、そうした体制が取れていないことこそが、現理事会の課題である。伝統的な日大の体質ではない。あくまでも現理事会体制・体質であると強く言いたい。

選手たちが声明文を出すそうだが

本当に胸が痛むことである。タックルをした選手を守るために、会見をした監督らと選手たちの見解の違いを明記する予定らしい。
ここまでしなければならないほど、選手全員が監督らに対し、不信感を持っているのである。そしてそれは彼らの正義感でもあるし、仲間を守るという一体感でもあろう。

選手たちの行動には感銘を受ける一方で、OB会は何してるんだと言いたい。今大学は選手である学生を守ってはいない。監督が常務理事だから、学生が苦境に立たされている。今彼らを守れるのは、もはやOB会しかないのではないか。今の監督指導を受けたOBもいるだろうが、監督の先輩でもあり、故篠竹元監督の指導を受けたOBたちも相当多いはずだ。そして、あなたたちが築いたフェニックスの伝統なのだ。
本来、アメフト部の問題であるし、今そのアメフト部の存続の危機でもある。第三者委員会の調査などは、理事としてふさわしいかどうかの調査であり、それとは別に選手が声明文を出さなくても済む真実を、OB会が選手に代わって出して欲しい。

現役選手が卒業した時に、入りたいOB会なのか、堂々と卒業生を受け入れられるOB会なのかも問われていると思う。

ここは神田か 東京の街か 東京の街なら 大学は日本
大学日本の 学生さんは 度胸一つの 男伊達
度胸一つで 神田の街を 歩いて行きます 紋付袴
紋付袴は 日大の育ち ぼろは俺等の 旗印
ぼろはまとえど 心は錦 どんなものにも恐れはせぬぞ
どんなものにも 恐れはせぬが 可愛いあの娘にゃかなやせぬ
可愛いあの娘も いつでも捨てる 母校のためなら 生命までも
命捨てても その名は残る
大学日本の その名は残る
大学日本の その名は残る

日大節(歌詞部分)

日大節は、体育会のみならず、ゼミやサークルなどの飲み会で必ず歌われる日大の伝統であり、日大生の精神でもある。この精神を理解できない理事、そして写真のクラーク博士の像を直視できない理事、「Boys be ambitious!」と学生に語れないような理事は、全員去ってもらいたい。

北大さんスイマセン。母校のためにクラーク博士お借りしました。

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