お披露目前の太鼓、果たして最初に叩いたのは？

8月6日、陸前高田沿岸部の工事現場で見学会が開催された。完成が近づいている高さ12.5mの防潮堤、松原の再生工事現場、気仙川の河口水門などを見て歩きながら、工事を担当している県の担当者らから詳しく説明を受けた。

防潮堤の上で行われた松原再生についての説明では、松の植栽の進め方や今後の展望についての話も。松原が再生した姿を示すイメージ図が、「50年後の予想図」であることには、参加者から深いため息が漏れた。

砂浜の再生現場では、かつての高田松原のごく一部、わずか200mの限られた部分ながら、再生試験の工事が完成したばかりの砂浜に参加者からよろこびの声があふれた。「なつかしいわぁ」

寄せる波、引く波に戯れたり、波打ち際にできる水鏡に青空を写し込んで写真を撮ったり。まるで子どもに戻ったような参加者の姿があった。

三陸の夏の海の幸の代表格ホヤ。そのミネラルをぎゅっと凝縮したホヤ塩がソフトクリームになった！

食べて納得。この味は海の滋養そのもの。気になるホヤのにおいやえぐみはまったくなくて、ホヤが蓄えたミネラルを濃厚なソフトと合わせていただける。

この新しい夏の味覚が食べられるのは——？

※ 記事を追加して更新します。