市が開催する災害講座に参加しました。
2リットルの水で調理から食器の洗浄まで、4人のグループの仲間(主婦方の2名と娘と私)と知恵を絞って進めました。
震災を想定したクッキングは発見の連続!!
ということで、ワンポイントや感想を自分なりにまとめました。
献立と材料
《ボンゴレビアンコ》
・パスタ
・水
・あさりの水煮缶
・にんにく
・オリーブオイル
・ハーブソルト
・白ワイン
《切り干し大根とわかめのサラダ》
・切り干し大根
・カットわかめ
・ごま油
・ポン酢
・戻し水
《塩昆布の即席漬け》
・大根
・塩昆布
・マヨネーズ
《塩昆布の即席ベジスープ》
・塩昆布
・プチトマト
・パセリ
・熱湯
作戦会議
調理を進める前に作戦会議しました。
とにかく水を使わないためと、おいしく食べるための方法を検討。
・手を洗う水の節約
⇒ウェットティッシュで手をふく。
・温かいものは後に作る。
⇒①サラダ、②即席漬け、③スープ、④パスタの順番。
・ボウルなど調理器具を使わない。
⇒袋の中で調理。
・食器、調理器具は水を最小限で洗う。
⇒食器にアルミホイルをひいて、汚れないようにする。
「切り干し大根とわかめのサラダ」から調理!
1.切り干し大根を水で戻して、絞ってカット。
大事な水を使いすぎない為、ボウルではなく
袋の中に少量水を入れてモミモミ。
まな板は牛乳パックを開いたものを使用。
これなら洗わずに捨てられるので水の節約に
なる!!!
2.わかめを水で戻して絞る。
もちろんわかめも袋に水を入れてモミモミ。
3.切り干し大根、わかめ、ごま油、ポン酢をあ
える。
すべて袋でモミモミ。
お次は「塩昆布の即席漬け」
1.大根を食べやすい大きさにカット。
2.そこに、塩昆布とマヨネーズを入れて和える。
お得意の袋モミモミで!!!
サバイバルですので、水の節約のためもちろん計量はしません。
適当です(* ´艸`)
「塩昆布の即席ベジスープ」は具を入れておくだけ!
1.プチトマトをカット。
2.カットしたトマト、塩昆布をカップに入れ、パセリをちぎって待機。
※食べる直前に熱湯を注ぎます☆
最後はメインの「ボンゴレビアンコ」
1.パスタを水に1時間つける。
これで火を使う時間が減らせるんです!
さらに食感ももちもちに!!
(今回はすでに水につけた状態で用意されてい
ました。)
2.ニンニクをスライスして、オリーブオイルと
一緒にフライパンに入れ火をかける。
3.白ワインとあさりの水煮缶を汁ごとフライパ
ンへ!
パスタをつけておいた水もフライパンへ入れ
て、グツグツするまで強火で!
4.沸騰したらパスタを投入!
5.ソースとからんできたら、ハーブソルトで味を調え完成!!!
超簡単に出来たぞー!!
節水対策をいろいろ相談しながら、あっという間に(30分くらいかな?)完成!
作戦会議で「食器にアルミホイルをひいて、汚れないようにする」と言っていたものの、「もうこのままでいいよ。洗い物増えるし」ということで、フライパンのまま、菜箸で試食(笑)
お味は???
はっきり言って、いつも自分で作っているパスタよりも、時短で美味しい・・・(ーдー;)
災害時の手間はかけられない状況で、これだけおいしいものが食べられたら、うれしいかもしれません。
一緒に頑張った娘的には「パスタが一番おいしかった☆」とのことでした。
お片付け♪
感想
今回の講座は、正解を教えてもらうのではなく、グループで「どうやって少ない水で調理から片付けまでやるか」を考えながら進めていくのがとても面白かったです。
こういう訓練を事前にやっておくと、必要なものが何か具体的にわかるし、いざというときにパニックにならずに済みますね。
節約のポイントとしては、下記が大切だと伺いました。
1.水の節約
2.ガスの節約
3.手間の節約
4.コストの節約
プラス衛生管理
災害時に水が使えないと、紙で何とかしなければいけなくなります。
実は衛生用品をしっかり用意していくことが大切なんだということに気づかされます。
最後に講師の先生がおっしゃっていたことも、印象的でした。
「災害時には、余震があったり明かりもなかったりする状況なので、火を使って料理は出来ないと思ったほうが良いです。今回の料理は余裕があるからできるのであって、震災直後に火を使って料理ができると思ってはいけません。過熱をしなくてもよい防災食品というのも、しっかり備蓄していくことが大切です。」
確かに・・・・。
今回の体験で、「乾麺と缶詰、常備菜があればOK!」と勘違いしそうでした。
防災食品を整えることはマストですね
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