ホークス一筋19年。松中信彦が今季限りでソフトバンクホークスを退団しました。
そして松中は『引退』ではなく、新天地を求めて『自由契約』の道を選びました。
彼は長いプロ野球史上たった7人しかいない三冠王達成者です。
平成唯一の三冠王。その数字もすごい!
前の三冠王、落合博満から18年。
もう三冠王は出ないんじゃないかと言われていた時代。
松中は打率.358、ホームラン44本、120打点と歴代の達成者と比べてもまったく遜色ない数字で三冠王を達成しました。
全盛期は本当に手がつけられない選手でしたね。
ジャイアンツがかなり低迷していた時代だったために、松中がいるホークスが羨ましかったのを覚えています。
ここ何年かは出場機会が激減
順風満帆だった松中も2010年ころからは度重なるケガに加えて、若手選手の台頭などで松中の出場機会は激減しました。
数年前は交流戦優勝が決まった日に行われた優勝セレモニーに参加しなかったり、起用法をめぐって首脳陣と衝突したりと、ここ数年はいい話を聞くことがまったくと言っていいほどなりました。
350本以上も打っているホームランも、ここ3年は1本も打っていません。
最高時5億円あった年俸も、今シーズンは3,500万円まで下がりました。
ホークス最後の試合は
今季最後の本拠地での試合が10月1日にヤフオクドームで行われ、松中は6番指名打者でスタメン、フル出場しました。
結果は4打席4三振。最終回はノーアウト1塁、ホームランが出ればサヨナラという場面でしたが、楽天の若きストッパー松井裕樹の前に三振に倒れました。
試合後、王会長から花束を渡され、松中は号泣。
松中の男泣きにはグッとくるものがありましたね。
松中自身、特に今年に賭ける思いが相当強かったようですね。
優勝が決まったあと1軍にあがった松中は、ふとベンチいた瞬間に、もう自分の居場所はここにはないんだと感じたそうです。
自分が教えることはもう全部教えたという気持ちになったようです。
2軍の試合でバッターボックスに立っただけでも大歓声があがる松中。
まだまだ彼の活躍する姿を見たいファンはたくさんいると思います。
いろいろな引き際があっていい
ホークス一筋19年、最強ホークスを築きあげた男は新天地を求めて自由契約という道を選びました。42歳で迎える2016年、まだまだやれると思うからこその決断なんでしょうね。
今の松中を恥ずかしいと言う人もいます。
実は私も最初は、『もう十分なんじゃないの』と思いました。
もう十分稼いだでしょってね...
でも、野球を続ける理由ってそんなのじゃないんですよね。
実績を残しても、残していなくても...
『野球が好きだから...』
ただそれだけなのかなって思います。
おそらく松中もそうなんじゃないかなと。。。
ボロボロになってもやる。
そんな野球人生があってもいいんじゃないでしょうか。
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