また野球を見始めたころの話になるが、そのころパリーグは前期と後期に分かれていた。前期優勝チームと後期優勝チームとでプレーオフを5戦行い先に3勝したほうがパリーグの優勝チームとなった。

今思うとなんだったんだろうと思うちょっと不思議な感じだけど、指名打者だってパリーグだけだし、、、まぁいいか。

南海は当時かなり弱かった記憶がある。
父親に昔は強かったとか言われてもまったく想像がつかなかった。

1978年から1997年の20年で最下位8回。その間、Aクラスが1度もないんだから驚きだ。

チームが南海からダイエーになって11年目の1999年、王監督就任5年目にしてついにパリーグ優勝、日本一になる。

この時もチーム打率がリーグ4位、チーム防御率もチーム4位。
よく優勝できたなと思う。

毎年2月頃『プロ野球選手名鑑』というちょっとした本が発行されている。
選手の顔写真とデータが載っていて厚さは1センチもない本だ。
今でこそ薄い本だがその昔は厚さが3、4センチくらいあった。

選手の前年の成績から年俸、身長や体重、家族構成まで書いてあった。そして驚くことに奥さんの名前までも。。。
そしてさらに、なんと選手の住所までも書いてあったのだ。
ストーカーも個人情報なんて言葉もまったく聞かない時代。ある意味いい時代だったかもしれない。

話は戻って、我が家にも選手名鑑があった。
今でもよく覚えているのが、当時南海ホークスにいた助っ人外国人の カルロス・メイ。

なぜこの選手を覚えているかというと、当時のカルロス・メイのページにはこう書いてあったからだ。

『25針縫った次の日に試合に出場』

す、すごくないですか！
これは7、8歳の子どもにはあまりにも衝撃的だった。
つい先日ふと思い出し、ネットでいろいろ調べてみたが見つけることができなかった。記憶違いなのか、選手名鑑に書いてあったことは本当なのか。今となってはわからない。

'60～'65 ジョー・スタンカ
6年間で通算100勝。'64には26勝7敗の好成績をあげる。

'70～'73 クラレンス・ジョーズ【近: 本塁打王 '74' 76】
4年連続30本以上の本塁打。74年に近鉄に移籍後2度の本塁打王。

'78～'81 カルロス・メイ
3年連続3割。

'84～'85 クリス・ナイマン
1年目に29本、2年目に26本の本塁打。

'99～'02 ロドニー・ペドラザ【セーブ王 '00' 01】

'03～'06 フリオ・ズレータ
'05に43本の本塁打を打つも同じチームの松中信彦が46本のためタイトルならず。

見渡してみてもこれといって記憶に残っている選手もいない。
もう少し活躍した選手がいるかと思ったがイマイチのようだ。

鳴り物入りで入団したがまったくダメだった選手なら覚えている。

ケビン・ミッチェルだ。

1995年にダイエーに入団したミッチェルは、
'89にはメージャーリーグで47本、125打点で2冠王になっているバリバリのメジャーリーガーで年俸も破格の4億円で当時かなり話題になった。

初打席満塁本塁打という華々しいデビューを飾るが無断帰国など問題行動も多く、わずか37試合の出場で解雇されてしまう。
通算成績は本塁打8、打率.300。

ダメな助っ人外国人リストにまっさきに名前があがる。

2012年、メジャー通算119勝。'89には最多勝にも輝いたブラッド・ペニーは年俸2億2,500万円でソフトバンクと契約する。

プロ野球界初のメジャー最多勝ピッチャーの入団で話題を集めたが、わずか1試合64球で投げただけでアメリカに帰ってしまった。

南海時代はともかくとして、ダイエー、ソフトバンク時代も助っ人外国人はこれといって活躍した選手が見当たらない。

これだという選手がいたら教えてほしいくらいだ。
ペドラザあたりが一番なのかなという気もするがパンチ不足だねぇ～。

もう少し探してみるが、ここはいったん
『25針縫った次の日も試合に出た、、、かもしれない』子どものころの思い出カルロス・メイにしておきます。

つづく

■プロ野球
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿○『かっとばせ！野球部！』 ～We Love 野球！
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣