ソフトバンクがヤクルトを5-0で下し、球団初の2年連続日本一に輝きました。
ソフトバンクの2015年はオープン戦優勝から始まりました。ペナントが始まっても前評判通りの強さで勝ちまくり交流戦も優勝。シーズン90勝で2位に12ゲーム差をつけてリーグ制覇。続くクライマックスシリーズはロッテ相手に全勝、そしてヤクルトスワローズと戦った日本シリーズは4勝1敗。日本一までまったく勢いを落とすことなく一気に突っ走りました。
終わってみれば、今年のプロ野球はソフトバンク一色でしたね^^
試合を振り返ってみる
私は試合を見ていて、ヤクルトの選手は『絶対負けられない』というプレッシャーから硬くなっているように見えました。
先制したチームがすべて勝っている今年の日本シリーズ。なんとしても先制点が欲しかったスワローズですが、先発の石川は4回に李大浩に2ランホームランを打たれてしまいました。
もうこれ以上の失点は許されないスワローズ。
5回は石川がどんなピッチングをするのか注目していたのですが、先頭の今宮にツーベースヒットを打たれてしまいました。ちょっと攻めが短調だったように思います。次のバッターを打ち取って1アウト2塁。
私はここからがこの試合の最大のポイントだったように思います。
続くバッターはピッチャーのスタンリッジ。パ・リーグなのでシーズン中はバッターボックスに立つことはなく、ストライクさえ投げていればほぼ大丈夫というところ。3球で2ストライクと追い込んだものの、そのあと3球連続ボールで歩かせてしまいました。スタンリッジのバスターの構えに石川は集中力を切らされた感じでした。一番やってはいけないことをやってしまいました。
ここで石川はマウンドを降りました。
変わった石山は川島をサードゴロに打ち取るもこれをサード川端がエラー。ちょっと雑なプレーでしたね^^;
少しイレギュラーしたようにも見えましたが、正面に入っていれば何でもない打球でした。この場面を考えたらああいうプレーにはならないはずなんですけどね^^;川端らしくないプレーでした。
スタンリッジへのフォアボールとこのエラーによって状況は一変、満塁のピンチでシリーズ13打数5安打と当たっている明石と勝負しなくてはならなくなりました。
明石との勝負もボールが先行、カウントを悪くしてフルカウントになり甘いボールを打たれました。満塁で3ボールにしてしまっては、、、というところですね^^;
さらに1アウト満塁。もう1点もあげられない場面でしたが、続く柳田のファーストゴロの間に3塁ランナーが生還し4点目が入りました。。
ここでもファーストの畠山は少し体制を崩したこともありバックホームを諦めましたが、ちょっと無理してでもホームに投げるべきだったように思います。
タイミング的にはちょっと厳しかったかもしれませんが、4点目が入ることの意味、そしてランナーがピッチャーのスタンリッジだったわけですから。
この4点目は本当に痛かったですね。
スワローズの弱点を徹底的についたソフトバンク
先発ピッチャーが何とか試合を作って継投というのがスワローズの勝ちパターンです。シーズン中も中継ぎ、抑えがしっかりしていたことがリーグ優勝につながりました。
先発ピッチャーの最低限の仕事は、なんとか5回を投げ切り試合を作ることですが、この日本シリーズは初戦の石川が4回、2戦目は小川が4回2/3、勝った3戦目も杉浦が4回1/3。昨日は館山が3回、そして今日5戦目、中4日でシリーズ2度目の登板となった石川もまたしても5回持ちませんでした。
シーズン中からスワローズの弱点は明らかに先発ピッチャーです。
その相手の弱点をしっかり見極めて、確実に攻めたソフトバンクはさすがですね。
シリーズを振り返ってみると、手がつけられないという強さではなかったものの、投打のバランスもよく『負けない強さ』がありました。
4番の内川がシリーズ前に骨折が判明して、どうなることかと心配しましたが、その内川がいなくてもこれだけの試合ができるんですからね。
若手の成長力と選手層の厚さは12球団でも群を抜いています。
2年連続の日本一。しばらくソフトバンクの黄金時代が続くでしょうね。
■ プロ野球
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