[サンマチ★大盛況]サンタさんが町にやって来た~♪

iRyota25

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大船渡の盛駅前には早朝からたくさんのサンタさんが集まってくる。なんだか不思議な光景
大船渡の盛駅前には早朝からたくさんのサンタさんが集まってくる。なんだか不思議な光景

「子供たちにたくさんの笑顔と思い出を届けたい!」「岩手県大船渡市の冬の風物詩を目指そう!」と地元の若者たちが中心となって始まった「サンタが町にやってくる!~岩手★おおふなと★大作戦~」。2014年は12月21日(日曜日)、寒波も吹き飛ばす熱い、熱~い子供たちの熱気と笑顔と大盛況のうちに開催されました。

通称「サンマチ」2014の様子を、写真を中心にお伝えします♪

サンタさんたち、町へ出発!

メイン会場の2階では、サンタウオークに参加するサンタさんたちがミーティング中
メイン会場の2階では、サンタウオークに参加するサンタさんたちがミーティング中

メイン会場は盛駅前のカメリアホール。大船渡の町のほぼ中心地に位置しています。ここでは楽しいステージやワークショップ、もちろん子供たちへのサンタさんからのプレゼント贈呈などなどイベント目白押しですが、大船渡市は合併で市域がとても広くなった町。サンマチに参加したくても、交通手段がなくてカメリアホールまで来られない子供たちもたくさんいます。だったら、サンタさんが町の様々な場所に出掛けていこう♪という企画が「サンタウオーク」。大船渡市内9コースを巡り、サンタさんが子供たちにプレゼントを届けて回ります。大船渡の若者たちだけじゃなく、東京方面など他県から参加のサンタさんもたくさんいたんですよ。ミーティング中の真剣な表情がこれまた素敵です。三陸鉄道やBRT、あるいはバスなどさまざまな乗り物に乗り込んで、サンタさんが町へ出発です!

オープンとともにホールいっぱいのお客さん

去年開催の第1回目の時から大盛況だとは聞いていましたが、ここまでたくさんの人たちが集まってくるとは! ホールもステージ入口も、ワークショップ会場の和室もあっと言う間に人人人…。正直、びっくりでした。子供たちも親御さんたちもサンタさんに会いたかったんだなあと実感。

ワークショップも大盛況

サンタさんからプレゼントをもらったらすぐに帰っちゃうという子供もいたかもしれませんが、2階の和室で開催中の工作系のワークショップでじっくり楽しんでいく子供が多かったのは何とも頼もしい限り。これ、実はとても【重要!】なポイントです。なぜなら、サンマチのホームページは実行委員会のこんな願いが記されているのですから。

我々の手がけるサンマチに参加した子供たちが将来大人になった時、逆に運営する側にまわってくれることを願って。

事業目的 - サンマチ 大船渡 ホームページ

上の写真は地元の高校生とサポートのサンタさんたちによるクリスマスオーナメントづくり。サンタさんと一緒に工作するなんて、なかなかできない体験かも。

これは優れモノな「立方体万華鏡♪」

透明プラスチックの板で作る魅惑の立方体万華鏡。はまっちゃう子供が続出!
透明プラスチックの板で作る魅惑の立方体万華鏡。はまっちゃう子供が続出!

もうひとつ、ワークショップで大人気だったのがこの立方体万華鏡。しっかり楽しませていただいたので、ちょっと詳しくご紹介します。

立方体万華鏡はその名のとおり、正方形のプラスチックの板6枚で立方体をつくる万華鏡。中に何か入れたりはしません。プラスチックの板は透明で片側に青い紙が貼りつけられているのですが、この紙の部分を削ると光を透す模様になります。削ったところに色セロファンのシールを貼り付ければ、模様が色とりどりのセロファンの色彩に。それを6枚組み立てると、透明プラスチックが鏡の役割をして、削り取った模様が無限に映し出される万華鏡になるというわけです。

言葉で説明するよりも、万華鏡づくりに一所懸命な子供たちの様子を見てもらったほうが伝わることでしょう。青い紙の部分に下絵を描いて、それをハンドグラインダーで削り取って、どんな色彩にしようかと考えながら色セロファンのシールを貼って、6枚の正方形を立方体に組み立てる。作業はざっと1時間くらい。絵を描く、マシンを使って削る、組み立てるというプロセスを経てようやく完成した万華鏡をのぞきこんだ時の子供たちの表情と言ったら!!

立方体万華鏡のいいところは、簡単すぎないこと。作るのにそれなりに時間がかかること。といって、小学1年生くらいの子供でも作れます。サンタ帽子の大人やお母さん、お祖父ちゃんたちと一緒にがんばって作っているうちに、どんどん引き込まれていくのです。そして、絵がうまくても、そうでなくても、6枚のパネルを組み合わせた万華鏡は、作りながらの予想をはるかに超える美しくて幻想的な映像を見せてくれるのです。これもポイントですね。

ちょっと難しくて「お母さ〜ん」と助けを求めていた子供が、お母さんが真剣な表情でのめり込んでいくのを見て「やっぱり自分でやらせて」とキットを奪還したり、ハンドグラインダーで紙を削りながら「これ、歯医者さんに似てるね」と、ニッと笑った男の子に「虫歯あるの?」とふざけて言ったら、あわてて手で口を押さえたり。そんな感じで、笑い合ったりしゃべったりしながら、万華鏡製作の時間は流れていきました。

上の2つの作品は、それぞれ小学校低学年の女の子によるもの。ピントが合ってなくても申し訳ないのですが、模様が空中に浮かんでいるように見えたり、光の具合で模様がゆらゆら動くようにも見えたりして、見せてもらった大人たちも「すごーい!」と叫んでいました。もちろん作った当人たちも、万華鏡をのぞき込みながら、「きれ~い」とピョンピョン跳ねてましたよ。

完成した万華鏡を、お互いに「見せて、見せて」って見せ合うのも楽しいんです。そしてやっぱり何より最高なのは、作った子供たちが本当に喜んでくれたこと。完成した万華鏡を大切そうにバックにしまい込みながら、笑顔で「ありがとうございました」とペコリとお辞儀。こんな笑顔を見せてもらえるなんて、自分にとっても最高のクリスマスプレゼントでした。

ステージも大いに盛り上がって♪

ステージでは「産地直送気仙沼少女隊 SCK GIRLS」と地元大船渡が生んだ魂のデュオ「LOWBLOW」が熱いライブを繰り広げてくれました。大船渡のキャラクター「おおふなトン」、サンマチの公式キャラクター「サンマクロース」もノリノリでステージに登場。地元密着感が最高なステージでした。

今回のサンマチには、サンタさんが何と200人も参加してくれたそうです。大船渡はもとより全国各地から集まってきたサンタさんたちの想いはたぶんひとつ。「子供たちの笑顔」と、その笑顔を「未来につなぐ」こと。

参加してくれた子供たちは、いつかきっと思うはず。「どうしてサンマチってあんなにたくさんのサンタさんがやってくるんだろう」「ワークショップをやってたサンタさんたちって、どこから来た人なんだろう」「どうしてイベントをやってくれたんだろう」

そう疑問に思ってくれた時、サンタさんたちの苦労も報われます。プレゼントをもらっておしまい、ではなくて、ワークショップやステージで、見ず知らずのサンタさんたちと一緒の時間を過ごせたことで、子供たちの中には小さな種が1つずつ必ず蒔かれたはずだから。種が芽を出しいつの日か、きっと町の未来をつくっていく人に育ってくれるはずだから。

サンマチは大切なものをつないでいくイベントなのです。来年も期待ですよ。

 サンマチホーム - サンマチ 大船渡 ホームページ
sanmachi2013.jimdo.com  
 息子へ。東北からの手紙(2014年12月21日)4年目のクリスマスプレゼント
potaru.com

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