年中楽しめる手がるさが魅力!都心から最も近い大自然・伊豆大島(いずおおしま)に湧く温泉!【湯めぐり島旅】

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伊豆大島「元町 浜の湯」
伊豆大島「元町 浜の湯」

入るべき温泉

●御神火温泉   ・・・ 港から徒歩5分!観光客から地元客まで利用する温泉施設
●元町 浜の湯   ・・・ 大島で最初にできた温泉!開放感抜群で夕陽が最高!
●大島温泉ホテル ・・・ 三原山を眺めるならこちら!ホテルらしいリッチな温泉

※各温泉の詳細、アクセス方法はこのページの最後にあります!(^^)

注目すべき魅力

都心からもっとも近い離島・伊豆大島。シンボル的存在の火山・三原山を中心に、トレッキングやキャンプなど、特にアウトドアスポーツが楽しめる島として知られています。周辺の海もまた素晴らしく、手がるなダイビングスポットとしても人気。黒潮に乗って流れ着いてしまった熱帯魚(※)など、様々な種類の魚たちが見られることでも有名な島なのです。

また、嬉しいのが、フェリー、高速船、飛行機と交通手段も豊富なため、数泊の旅行はもちろん、日帰り観光まで可能な島という点。多様な交通手段のおかげか、他の島々と比べても、老若男女客層が幅広い印象があります。

遊び要素満載の伊豆大島ですが、火山島ですので温泉も忘れてはなりません。直近で言えば1986年に三原山が噴火し、これがきっかけとなって温泉が出るようになりました。もちろん、島の雄大な景色が見どころです!ここでは、そんなレジャーアイランド・伊豆大島の温泉を紹介します!

  ※伊豆大島は温帯に属するため、本来熱帯性の魚は見られないが、黒潮の流れに
   乗って、熱帯性の魚たちがやってくることがある。

■1.噴火がきっかけで温泉に

割れ目噴火口付近。この島が火山であると感じさせられる

割れ目噴火口付近。この島が火山であると感じさせられる

伊豆大島の温泉の歴史は、1990年に【元町 浜の湯】が開業したことから始まりました。1980年代後半ごろ、元町地区にある井戸の水温が徐々に熱くなっていたらしく、これをそのまま泉源とした温泉を作ろうという話に発展したのだそうです。

では、なぜ井戸の水温が上昇していったのかと言うと、「1986年の三原山大噴火」が原因とされています。この噴火は全島民が避難をしたほど大規模なものだったそうで、幸い死者こそ出さなかったものの、島民らも1か月近く避難生活を余儀なくされました。

伊豆大島を遊ぶときによく聞くのが、「伊豆大島には川が無い」ということ。わりと広い島ですから、ひとつくらい川がありそうだと思いたくもなるものです。しかし、伊豆大島には川がありません。伊豆大島のような比較的新しい現役の火山島は、地表を主に火山灰が覆っています。火山灰は透水性が高いため、降った雨などは地表にとどまることなく地下水となるそうです。その地下水もまた、火山活動やそれに伴う地熱の上昇を受けやすいため、上述のとおり、井戸の水温がちょっとずつ熱くなっていったのだと考えられています。

このように、温泉自体は一見どこにでもありそうな離島の温泉という印象なのですが、その成り立ちは伊豆大島ならでは。ちょっと特徴的なのです。

■2.オールシーズン楽しめる!イベントいっぱい伊豆大島

伊豆大島の椿。2~3月が見ごろ

伊豆大島の椿。2~3月が見ごろ

どうしても、離島の観光と言えば夏場をイメージしがちです。しかし、伊豆大島の素晴らしいところは、季節問わず、いつでも観光シーズンと呼べてしまう点だと思います。

何しろ、夏を除き、島がもっとも書き入れ時だと言われるのは、1~3月に行われる「椿まつり」の季節。一般的には、観光需要が高くないとされる季節にも楽しむ要素が多く、島は賑わっている印象があります。春ごろには登山、夏から秋にかけてはマリンスポーツが活気を帯び、10~12月には「オータムフェア」と称した様々な催しが用意されています。そのほかにも、毎年恒例となった「C級グルメ選手権」や「マラソン大会」など、夏以外も楽しめるイベントが多いのは魅力的ですね!

伊豆大島の情報に耳を傾けていると気付くのですが、何かと飽きることがありません。常に、何かイベントがあるので、そのあたりも要チェックです。そして、イベントの後は、やっぱり温泉に。

■3.浴槽から眺める海と山。旅のハイライトをゆったりと楽しむ。。

【御神火温泉(ごじんかおんせん)】【元町 浜の湯】は、元町港から徒歩5分程度の海沿いにあり、隣り合っており、それぞれタイプが違います。

御神火温泉

御神火温泉

www.tokaikisen.co.jp

【御神火温泉】は、プールも併設されている大きめの温泉施設。サウナや打たせ湯などが完備されている点は、大規模温泉施設ならではと言えるでしょう。温泉は内湯のみでしたが、大浴場から海景色が一望できました。

元町 浜の湯

元町 浜の湯

露天風呂を希望する場合は、お隣の【元町 浜の湯】へ。こちらは水着着用の混浴で、西側に開けた海が気持ちよく一望できます。手書きの看板や、年季の入った更衣室がなかなか渋く、温泉らしい雰囲気は抜群でした。僕が訪れたときは2度とも曇り空でしたが、天気の良い日は富士山までよく見えると聞きました。海に沈む夕日が粋で、夕方は観光客から地元住民までよく賑わいます。

一方、三原山の景色を存分に楽しむなら【大島温泉ホテル】がオススメです。山道を登った先にあり、三原山の山頂方向へ景色の広がる露天風呂があります。夕陽も海も見られませんが、雄大な三原山を眺めながらの入浴も乙なもの。風のざわめきや鳥の鳴き声がよく聞こえます。普通、こういった宿泊施設の温泉は、夕方以降を宿泊客専用にしてしまうことが多いですが、ここでは21時まで日帰り入浴可能としてくれています。この点も、温泉ファンとしては嬉しいところです!三原山登山のあと、山を眺めながら足をほぐしてみてはいかがでしょうか。

海を眺めるにしろ、山を眺めるにしろ、「さっきまであの場所で遊んでたなぁ」とか「今日はあの海を渡ってきたのか」なんて、景色を身近に感じられるのが離島の温泉の良いところ。一日の終わりに、その日のハイライトを楽しむのも良いですね!

温泉情報はこちら!

【御神火温泉(ごじんかおんせん)】

御神火温泉

御神火温泉

www.town.oshima.tokyo.jp

景 色 ★★
泉 質 ★
浴 室 ★★
施 設 ★★★
コスパ ★★
内 湯 あり
露 天 なし

【温泉名】:御神火温泉
【泉 質】:ナトリウム・カルシウム一塩化物温泉
【効 能】:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこばわり、打ち身、
      くじき、慢性消火器病、痔ろう、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、
      きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
【場 所】:東京都大島町仲の原1-8
【ア ク セ ス】:元町港より北へ徒歩5分程度。
【料 金】:大人1000円、子供600円
【営 業】:夜行便が到着する日・・・6:30~21:00(7/26~8/31は5:30~21:00)
      夜行便が到着しない日・・・9:00~21:00
【定休日】:第2木、金曜日(2・3・8月は島内イベントがあるため変則的)
【TEL】:04992-2-1673
【特 記】:

 御神火温泉 - Google マップ
goo.gl  

【元町 浜の湯】

元町 浜の湯

元町 浜の湯

景 色 ★★★
泉 質 ★★
浴 室 ―
施 設 ★
コスパ ★★
内 湯 なし
露 天 あり

【温泉名】:元町 浜の湯
【泉 質】:塩化物泉
【効 能】:冷え性、慢性婦人病、関節痛、神経痛、筋肉痛、慢性消化器病、五十肩、
      運動麻痺、健康増進、病後回復期、関節のこわばり、くじき、打ち身、
      切り傷、虚弱体質
【場 所】:東京都大島町元町トンチ畑882
【ア ク セ ス】:元町港より北へ徒歩3分程度。
【料 金】:大人400円、小人240円
【営 業】:13:00~19:00(7、8月のみ11:00~19:00)
【定休日】:無休(悪天候時を除く)
【TEL】:04992-2-1446
【特 記】:水着着用の混浴露天風呂

 元町 浜の湯 - 地図検索
goo.gl  

【大島温泉ホテル】

大島温泉ホテル

大島温泉ホテル

景 色 ★★★
泉 質 ★★
浴 室 ★★
施 設 ★★
コスパ ★★
内 湯 あり
露 天 あり

【温泉名】:大島温泉ホテル 三原山温泉
【泉 質】:単純温泉
【効 能】:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、
      くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、健康増進、肝臓病
【場 所】:東京都大島町泉津木積場3-5‎
【ア ク セ ス】:大島バス元町港(岡田港)より、三原山頂口行に乗車し約18分。
       バス停:三原山温泉下車すぐ
       事前予約制の無料送迎バスあり(入港地発、午後の定期便到着時のみ)
【料 金】:大人800円、小人400円
【営 業】:(日帰り入浴)6:00~9:00、13:00~21:00
【定休日】:なし
【TEL】:04992-2-1673
【特 記】:

 大島温泉ホテル - 地図検索
goo.gl  

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