GWにおすすめ。2泊3日で被災地へ(PLAN-1)

iRyota25

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気仙沼の震災のシンボルとされ、これまで多くのメディアで紹介されてきたのが「第18共徳丸」。気仙沼湾の最奥部から北に800mほど入った鹿折唐桑駅前に残されていました(写真は2012年10月のものです)。

地元の人たちの中には、堤防を乗り越えて町に入ってきた大型の船が、家々を破壊していく様子を目にしていて、この船はもう見たくない。当時のことを思い出すから撤去してほしいという声も聞きます。船主である福島県いわき市の水産会社社長も、この4月から解体作業の準備に入ると気仙沼市に申し出ています。

しかし気仙沼市ではこの船を「震災遺構」として残した考えを強く持っており、船主との交渉が続いています。今年のGWの頃、第18共徳丸はどんな姿をしているのでしょうか。

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栃ケ沢ベース

栃ケ沢ベース

気仙沼から陸前高田までは、東浜街道(気仙沼バイパスに直結する道路)を通って30分ほどです。

陸前高田は、駅や役場があった高田エリアも、江戸時代以前から続く古い町並みが残されていた気仙エリアも、ほとんどの建物が津波によって跡形もなく破壊されてしまいました。

高田街道(国道340号線)の高台にある仮設商店街「栃ケ木ベース」からは、更地のようになってしまった町が遠望できます。この商店街はまさに、陸前高田の復興を目指すベース(前進基地)なのです。

米沢商会のビル

米沢商会のビル

ほとんどの建物が消え、更地になった土地に何棟かの建物が残る陸前高田。
現在、市役所や体育館など被災した建物の解体が進んでいますが、津波被害の記憶を後世に伝えるために存続することになった建物もあります。
市役所のすぐ近くに立つ米沢商会の3階建てのビルには、屋上まで津波が押し寄せました。ビルの所有者は煙突に上ることで辛うじて生きのびたそうです。津波の記憶を風化させないため、現在では煙突部分に「津波到達水位」の看板を掲げ、建物の保存を目指しているとのことです。

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陸前高田からは一関の新幹線駅を目指します。
お土産のご購入、レンタカーのガソリン給油は被災地で!
よろしくお願いしますね。

さて、陸前高田から一関へは「高田松原西」の交差点から国道343号線を海を離れる方向に進みます。途中、栃ガ沢ベース、滝の里の2つの仮設商店街を過ぎれば、すぐに今泉街道(国道340号線)の分岐です。ここから橋を渡り、峠を越えて西に向かえば、猊鼻渓(げいびけい)の渓谷を経て平泉、一関へは約1時間45分の行程です。

最終更新:

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  • H

    habihabi64

    ゴールデンウイークに東北へ行く予定です。こちらのプランをもとに行動したいと思いました。どこをどう行ったらいいのか分からないことだらけですので、プランがあると助かります。また、 南三陸ホテル観洋さんの宿泊がとれました!